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公園内のカンサイタンポポは健在だ。
昔からの田んぼが広がっているここでも健在だ。
それでも民家が幾つも新築されて、道路が整備され始めた場所では
セイヨウタンポポが増えてきたなぁ~と感じる。
だから、ここでも間違いなく雑種を作りつつある。
人が多く行き来する場所ではそれが自然なのだと感じてしまう。
外片と内片(花弁に近い部分)があり、外片は内片の半分にも満たない位短い。
セイヨウタンポポとの比較で語られるのはこの総苞外片の方。
在来のタンポポは頭花を包む総包外片が外側に反り返らない…のだが
セイヨウタンポポとの交雑が考えられる種では、この部分が曖昧になっている。
総苞外片が長いものも次々登場しているので、交雑種と考えられる。
単純に「総苞が外側に反らない」だけで決めつけるのは危険かも知れない。
在来のタンポポを保護しよう…等、絵空事だ。
開発がやめられるなら、それを誰かが阻止できるのなら種は保全されるだろうけれど。
小笠原だって、知床だって、屋久島だってみんな人が入り込んで生態は崩されている。
カンサイタンポポ(関西蒲公英)キク科タンポポ属Taraxacum japonicum
(2019.03.08 大久保)
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▲ 明石公園・南帯郭の花盛りの春。
▲ カンサイタンポポと思われる種類の総苞。
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