HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ナンテン(南天)

2024-02-09 | 冬 樹木 果実・葉

▲ ナンテンは常緑樹?? ▲

これでもか、というほどにナンテンの花は小枝いっぱいに咲く。
ところが果実は花の数ほどには出来ない。

 

 

 



 
▲ 左はナンテンの葉の基部、そこから三叉を繰り返して先端に伸びてゆく。右下が先端部分 
画像4枚分で、やっと一つの葉と言うことになる。▼




▲ 白く見えるのは、花は咲いたけど、果実が出来なかった部分。▲

(2023.12.04 大道町)

 

 
(2024.01.04 林)


『常緑樹であり紅葉はしないが、冬季に寒さにあたると葉の一部が赤く色付いて美しい』
そんな解説が付けられていたりもする。
「紅葉」の言葉の定義が、落葉樹の葉が秋には根からの水分供給、葉の光合成の結果得られる
養分の根への移動が絶たれることによって…のメカニズムを指すとすれば
常緑樹にはそのメカニズムが秋に起きないことで「常緑」なのだろう。
それでも葉は何時かは入れ替わるし幾つかの常緑樹では、秋~冬に紅葉するものもある。
だから「常緑」は「紅葉しない」と同義ではないことは確かだ。

 


ナンテン(南天)
 メギ科ナンテン属 Nandina domestica
(2024.01.04 林)


▲ ナンテンの花 ▲
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ナンテンの花・果実2022 ナンテンの葉2022 ナンテンの花2022 ナンテンの花2020 ナンテンの果実2019 
ナンテンが書かれた6円切手 ホソバヒイラギナンテン ヒイラギナンテン
 
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ぴかぴかで綺麗な実ですね。 (こいも)
2024-01-06 16:37:09
林の子さん
ぴかぴかで綺麗な実がいっぱいですね。
白くマッチ棒の先のように見えるのは・・・、
お花は咲いても果実ができなかった部分なのですね。
知りませんでした。
ずっと果実が落ちたところ???
なぁ~んて、勝手に思いこんでいました。
やっと謎が解けました。
『今年の一番目の謎』
教えていただきありがとうございました。
今年はお花の頃からしっかり見てみたいと思います。
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番外編の再編集 (林の子)
2024-01-06 20:51:32
天気がぐずついているので、一部がリンク切れになっている番外編を
再編集し始めてしまって少し難航しています。
花や鉄道関連の古いものはブログに上げているのですが
記録・忘備録として撮っていたものが散逸しないようにまとめ始めました。
過去の画像を順に追わないといけないので時間がかかって、今お手上げ状態。
撮った枚数の多い花画像の整理の方が楽だなぁ~と思える始末です。

ナンテンもクコもヒヨドリジョウゴも、やはり寒い冬には赤い果実が目立ちますね。
https://blog.goo.ne.jp/ken328_1946/e/165997c80eb31c021699a2b715a58ca4
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綺麗な紅葉・・・。 (こいも)
2024-02-14 14:36:31
林の子さん
緑の葉が赤くなる様子がとても綺麗ですね。
ピカピカの果実や果実になれなかったもの・・・素敵!!
葉は何時かは入れ替わる。
幾つかの常緑樹では、秋~冬に紅葉するものもある・・・ですね。
教えていただきありがとうございます。

番外編の再編集ですか。
大変なことなのでしょうね。
どうぞお疲れになりませんように・・・頑張ってください。
いつか林の子さんが、植物のわかりやすい本を出しくださればいいな~などと思うこの頃です。
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葉は何時かは入れ替わる。 (林の子)
2024-02-14 20:07:27
花だけを愛でるには難しい用語など要らないし、諸説ある花言葉も、誕生花などのあれこれも要らない…。
昔はそう思っていましたから、複雑怪奇?な花の構造などを調べようなどとも思ったことは無かったです。
それでも画像に写り込んでいる「何か」を解析したいと思うと同時に、「雑学」の面白さに気づくと
花の構造などを掘り下げる楽しみに気づきました。
ですから、調べることの楽しみが増えると、かなり歪んだ撮り方が多くなってきています。
自分では自分にわかりやすい文字で書き残しているのですけれど
それが他の方々にわかりやすい言葉なのかと問われると、否、ですね。
暇な友人が自分の為に100ページほどの写真集を作ってくれましたが
どうしてもその人の好みに合ったものになってしまいます。
やはり自分自身の言葉で或いは自分自身のカメラで撮ったものが一番ですね。
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