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こんなところに…という場所に、点々と咲いている。
それも草丈10㌢程度、花は一つ二つ。
ここで種子をこぼして広がるのだろうか。
(2017.06.23 北王子町)
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河川敷でホソムギを撮っていた横に
二株だけ咲いていたから撮った。
(2017.06.09 明石川)
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河川敷ではめっきり減った。
シロバナマンテマも減っている。
反対に砂に埋もれたような墓地では増え続けている。
その周辺に増えるのも時間の問題だろう。
シロバナマンテマもそうだが、マンテマも茎、萼筒に長い毛が密集し
それより短いけれど、腺毛が密集している。
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ここでは学名上の母種、シロバナマンテマと共生している。
シロバナマンテマと呼ばれている種類は、薄桃色が主流だ。
最初に見つかったのが白花だった、と言うだけで
むしろ薄桃色の方が普通。
中には桃色も点在している。
ところがどうだろう、河川敷でもここでも、マンテマの臙脂が色褪せたような種類が増え始めている。
マンテマの色抜け?桃色になっているのだろうか。
これもシロバナマンテマに含めてしまって良いのだろうか…と最近考える。
マンテマ ナデシコ科マンテマ属 Silene gallica var. quinquevulnera
シロバナマンテマ Silene gallica var. gallica
(2017.05.21-29 林)
☆
植物としての登場と学名付与とは、必ずしも時系列には沿っていない。
だからシロバナマンテマが基本種であり、マンテマはその変種と言うのが学名付与の原則から言える。
この辺りは、植物学者の世界だろうから深入りなど無用だ。
ハッキリしているのはマンテマが栽培する目的で入ってきた時に、シロバナマンテマも付いてきたのだろう。
もっと言えば、最初にはマンテマと白色のシロバナマンテマだったのだろう。
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シロバナマンテマ1 2 3 マンテマ
一口に マンテマといっても複雑な要素がからみあって・・・
シロバナマンテマと共存しているとなにかの変化が起きそう
まだマンテマは目の前に出てきてくれないので夢の中のことなのですが
河川敷にあったらいいのにとつい欲張っています。
このようなマンテマ群落は圧巻ですね
以前は河川敷で幾つかの場所に群れていたのですが、昨年辺りから殆ど見られなくなりました。
シロバナマンテマと交雑したのか、或いは先祖返り??などと、勝手に推測しています。
もともとは白地だったものに臙脂が出て来て、それが「園芸種」として持ち込まれて、何時しかまた元に戻ろうとしている…と。
細かな学術的な分類は止して、想像していると愉快です。
尤も、こんな雑草…とおっしゃる方には無縁なことでしょうけれど。