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もう冬芽。
▲ 花芽と葉痕。
▲ 葉芽と葉痕。
▲ 今年の果実、不稔の果実も混じっている。種子はまだ飛び出していない。
▲ 冬芽が上がっている。尖った方は葉芽、柄の先に丸いのが花芽。▼
▲ 葉芽の下には葉痕。▼
(2018.10.29 須磨離宮公園)
☆
確実なところは不詳。
確かに以前は赤花かな?とも見えていたけれど
最近では幾つもの花色が混じり始めているので不詳。
ただ園の表記は今までと同じで「アカバナマンサク」のままにはなっている。
その樹、とは言っても1㍍程度の高さしかない貧相な木だけれど
果実が幾つも出来ている。
しっかり乾燥した後には、かなりの強さで弾ける。
▲ 果実の下に萼片の名残。▼
▲ 萼片の名残だけのものは、不稔だったのだろう。▼
アカバナマンサク(赤花満作) Hamamelis japonica var. obtusata f. incarnata
やはり、マンサクとシナマンサクの交配種というのが妥当だろう。
シナマンサク(支那満作)マンサク科マンサク属 Hamamelis mollis
或いは マンサクとシナマンサクの交配種 Hamamelis x intermedia
シナマンサクの基本は黄色種、園芸種のパリダ(Pallida)、クームウッド(Coombe Wood)も黄色が主体。
マンサク Hamamelis japonica
マンサクとシナマンサクの交配種 Hamamelis x intermedia
主なものに 橙色が目立つエレナ(Jelena)、橙色から赤の部分が目立つダイアン(Diane)
(2018.07.21 須磨離宮公園)
☆
▲ 今年の色、年々橙色が増えている。
▲ 今年撮ったこの場所の花色は以前と同じでアカバナマンサク(と表記されているもの)
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アカバナマンサク表記 シナマンサク表記
ハマメリス・インターメディア橙色 黄色 黄色 橙色 少し濃い橙色 マンサクの語源考
アカバナマンサク・シナマンサクの冬芽 シナマンサク アカバナマンサク 森林のマンサク・シナマンサク
アカバナマンサクの冬芽・痕・・・
とっても楽しそうですね。
冬芽は暖かそうなコートを着ているかのようです。
花芽や葉芽や葉痕の可愛らしいことったらないです。
果実の下の萼片の名残…素敵です。
萼片の名残だけのものは不稔…
葉が落ちると萼片は赤くなりますよね。
それも楽しみなのですが可愛い葉痕を見てみたいです。
お花はオレンジがかったものや赤っぽいもの・・・
それらはアカバナマンサクで良いののですか?
今年は葉痕探しも楽しみです。
マンサクにも、国産のものとシナマンサクがある上、
両者を交配させた園芸種なども多いので花弁の色だけでは区別しづらいです。
幾つかの場所で見ていてもそれぞれにつけられている名札はまちまちで
何が正解?なのかよくわかりません。
画像の冬芽は、名札は「アカバナマンサク」ですが、
花弁には時に黄色が入っていたり橙色になっていたり。
今ではこれも園芸品種なのだと思うようにしています。
いずれにしても冬芽の楽しみは、花の咲くまでの間の楽しみ。
寒い時期に風邪など引かないようにお楽しみ下さいね。