ハッチョウトンボ、体長は2センチ程度、
コアカネの別名を持っている日本で一番小型のトンボ。
ハッチョウ…、八丁？ と聞いたら、そうだと言う。
名古屋の？、ともう一度聞き返してしまった。
八丁味噌は名古屋名物…、ただ元は、岡崎八帖町で作られたものだと言う。
このハッチョウトンボは、矢田鉄砲場八丁目で…なんて説明されても、
ここは兵庫県明石市、どのあたりだかさっぱり判らない。
去年も撮った。
大昔、このため池の上には、幾つかのため池があったし、
そこで菱の実を採った懐かしい場所。
今は宅地開発ですっかり明るい場所になってしまっている。
それでも、貴重な湿性植物が細々とだけれど残っている。
そしてこの場所に至る鳥羽から森田、松蔭、大窪を抜ける旧道は、
高校時代には何度も走った懐かしい記憶の残る田舎道。
森田の神戸刑務所の裏からは、丘陵地の裾までが見渡せたし、
風景の殆どは緑しかなかった。
刑務所官舎には、写真をやっていた一年後輩が住んでいた。
奇妙に話が合ったから、何度も出掛けたし、転宅した長崎・諫早にもお邪魔したくらいだ。
今でも「写真」「大久保」「長崎」のキーワードでは、必ず浮かんで来る懐かしい笑顔がある。
「拡大器で大きくした目」が笑っていた。
ＯＣＮブログ人 2008-09-02 23:39:04
このトンボ、目まで真赤でトウガラシのようですね。
先日の植物園で休憩していると近くのベンチに座っている女性が
やはり植物園で知り合ったらしい方とおしゃべりされていて
明石から来たと話し声が聞こえてきました。
ときどき写真を撮りに来ておられるようで
林の子さんのことを思い出しました。
一円玉程度の大きさしかない「赤トンボ」
緑の中では目立つはずなのですが、しゃがんでミミカキグサを
撮っていてはじめて止まっていることを知るくらいです。
殆どこの湿地から飛び出ることはなく、また次の年も楽しみ。
京都もそろそろ、生態園の秋草が楽しみになってきましたね。
自転車で走れる距離じゃないのですが、来週辺りにでも…と
思っています。
クロバナヒキオコシ、ミシマサイコ…、わくわくしますよ。