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北岳と甲斐駒ヶ岳

コミカンソウ(小蜜柑草)

2021-09-04 | 草 果実・種子

花壇には無用な草、引き抜きやすいけれど素手では止した方が良い。
ニシキソウ類も同じだ。
折れた茎から白い乳液が出て、被れる心配もある。
ここではかなり引き抜かれている。
雑草だから…だそうだけれど、誰もこの草を軽々しく野草などとは呼ばない。

完熟蜜柑にはもう少し時間がかかりそだ。


▲ ひ弱な印象のオンブバッタだけれど、薬剤には滅法強くしぶとく生き残る。
それ以上に、雑草除去の為の薬剤は何度か撒かないと、すぐに又草むらになる…。▼



▲ 雌雄同株、小枝の基部に雌花、先端部に雄花が咲く。▼

▲ 既に果実の出来上がっている小枝も多い。▼



▲ 雌花・果実は小枝の基部に近い方から真ん中辺りまで。そこから先端までは雄花が咲く。▼

(2021.08.25  明石公園)


▲ 果実と雌花 雄花・雌花共に花弁はなく目立つのは萼片。▼

▲ 雌花に花弁はない。目立つのは6枚ある萼片、めしべは3個、小枝の基部に近い方に咲く。▼



▲ 雄花は小葉の先端部まで咲き上がる。▼

▲ 左半分が雌花、右半分が雄花。二種の咲く境界辺り。▼



▲ 雄花にはおしべが3個、基部には腺体が見える。▼

コミカンソウ(小蜜柑草) コミカンソウ(←トウダイグサ)科コミカンソウ属 Phyllanthus urinaria
(2021.08.29  林)

 
▲ 完熟小蜜柑  花は小葉先端部に咲く雄花 ▲
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