HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

コデマリ(小手毬)

2021-05-03 | 春 白色系

咲いた。
ユキヤナギとは違う咲き方だけれど。
良く似た名前のオオデマリはコデマリの大型では無い。
意味不明の名前が無用の混乱を起こす…などと言うと
どちらも手毬型の花姿だからだと言う。
花は半円、手毬は球なのに…なんて不粋なことは言わぬが花。






▲ 花はユキヤナギと同じだけれど、花序は散房花序。▼















▲ 花弁が開くと、窮屈そうにしていたおしべが伸びてくる。まだ葯は白い。▼

(2021.04.15 南王子町)








(2021.04.20 明石公園)


▲ おしべが花粉を飛ばし始めると早くも花期は終盤。普通は先端が5裂(果実は5室)しているめしべも伸びてくる。▼





▲ 目立つ花弁が散り始めると、ユキヤナギとは違った散房花序がよく分かる。
おしべも花糸だけを残し、めしべの柱頭(5裂)が目立ちはじめる。▲
(2021.04.27 明石公園)
















コデマリ(小手毬)
 バラ科シモツケ属 Spiraea cantoniensis
(2021.04.30 玉津町)


▲ 去年のコデマリ ▲
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春のコデマリ 冬芽 秋の終わり頃 コデマリ オオデマリ 



2 コメント

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散房花序。 (こいも)
2021-04-28 16:59:11
林の子さん
コデマリは散房花序なのですね。
とっても美しいです。
蕾から開花、そして終盤の頃まで目が離せないですね。
花弁が散るとユキヤナギとは違った散房花序・・・
こうなると色々なところがより見えてくるのですね。
雄しべや雌しべをもっと良く見なければと思いました。
雌しべの柱頭は5裂するのですね。
ありがとうございます。
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集まって咲く花。 (林の子)
2021-04-28 17:11:00
小さな花が集まって咲く花はどこに焦点当てて良いのか迷います。
ですからいつも、全体を数枚撮った後、気になる部分に焦点当てるようにしています。
幾つもの花は皆同じなので、目移りしないように
一塊の部分だけを撮ることにしています。
どれを撮っても変わり映えなどしない、そう割り切って咲いたばかりの花が残っていればそれを撮り、
残っていなければ咲き終わりの花の部分だけを撮っています。
目移りする…と言うのは、見ているだけの時は良いものですが
画像に残すには無理がありますから。
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