渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

撞球室

2022年05月08日 | open
 
自分の撞球室を持っているかいな
で大違いだ。
そりゃ1年365日毎日5時間以上玉
撞いていたら、誰でも入れ級のみ
上級になる。
ボウラードでもアベレージが230程
になる。
しかし、大切な事はどんな玉を撞く
かであり、多種多様な玉筋の抽斗の
多さと正確な理論についてどれだけ
知悉していて、それを実現できるか
だ。
ただの玉転がしの入れポン出しポン
が上手いのが上級者ではない。
過去も現在も、世界のトップ選手で
チョン突き玉転がしをしている者は
一人もいないのだから、これは正論
だろう。
玉撞きは玉を「撞く」のである。
どんなに短い距離であっても。
これは四つ玉でのセリーのレール
ナースであろうと、ポケットの近距
離玉であっても。
近い玉は撞いて手玉を殺すのだ。
転がすのではない。

 

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