渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

公道での二輪の乗り方

2024年04月06日 | open




公道はサーキットと異なる路面
形状であるため、右コーナーと
左コーナーでは注意点、着目点
および対処方法も異なる。

そのため、右旋回と左旋回では
違う走り方をする。
これはツイスティな小Rのワイ
ンディングであろうと、Rの大
きな中高速
コーナーであろうと
も、その路
面形状がもたらす物
理的な影響は不変。

要するに、公道は断面形状がカ
マボコ形になっているので、同
じRであっても、右と左で路面
のミュー(摩擦係数)が物理的
に異なって来るのだ。
極言すれば、右コーナーは逆バ
ンク気味になる。
サーキットはフラット区間以外
はコーナーはイン側に向けてカ
ント(傾斜)がついているので、
右と左で乗り方は異ならない。
だが、スリッピーな公道の場合
は、僅かな
ミューの違いでもマ
シン挙動
に大きな影響が出るの
で、当然
それに合わせて右旋回
と左旋回
では走り方を変える必
要がある。

これはライン取りとかだけでな
く複合的なファクターを適切に
消化させるために高次元な様々
な事を実行する必要が発生する
事を意味する。

詳細は何度も書いているので
割愛するが、右旋回と左旋回は
公道においては異なる、という
事項がある、というおはなし。
当然左側通行の日本と、右側通
行の海外では、双方の対処は真
逆となる。

このあたりの解析が適切にでき
て、それの合理的な対処方法を
把握でき、かつ実走行において
実行する実力を得ると、実際に
はかなり「攻めた」走りをして
も公道で一切転倒しない。
事実私は1985年9月から一切
転倒してない。
ただでさえ、安全快速の走行法
を理解入手しているのに、さら
に私は安全マージンを取って、
自分の限界マックスの4割以下
で実走行するようにしている。
転倒の要素はさらに遠のく。
言っておくが、それは「遅く

走っている」のではない。
適切な操作操縦と的確な判断
を有してそれを実行している
という事だ。
「速度を落として遅く走れば

安全」とか思っていたりした
ら、大抵は転倒したり単独事故
を起こしたりする。
発想や視点がそもそも最初から
間違っているからだ。


 

 


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