日本の国境を地図でマジマジ見たことがありますか?日本の領土面積は約38万平方km、国土面積は世界で60番目の広さだが、国境線が引かれた世界地図を見ると、実は日本はとても広い大国であることがわかる。
最北端は択捉島(北海道蘂取村)。ただし施政権が及んでいる最北端は宗谷岬の北にある弁天島(北海道稚内市)。
最東端は太平洋上の孤島・南鳥島(東京都小笠原村)。ただし民間人が自由に入れる最東端は、納沙布岬(北海道)
最西端は与那国島(沖縄県与那国町)で、最南端は沖ノ鳥島(東京都小笠原村)。ただし有人島では波照間島(沖縄県竹富町)
これらを結ぶ日本の排他的経済水域は、領海を含めて約447万平方km、世界で6番目の広さになる。
2010年6月に3泊4日の北海道パック旅行に行った時、北方4島がこんなに近く、知床・根室半島に突き刺さっているとは知らなかった。
山口に帰って最南端が、台湾と目の鼻の先に有ることも始めて知ったし、無人の南鳥島が北海道より東なのも知った。沖ノ鳥島が日本領とはほとんどの人が知らないだろう。
どうでも良いことだが本州青森の最北端が、北海道の最南端より北にある。本州の最西端は下関市の毘沙ノ鼻で、本州で一番最後に夕日が沈む。是非一度行ってみたい。
最近の新聞に鮭が海のリンやチッソを川に運ぶ話とか、沖ノ鳥島にレアメタルが存在することが報道されていた。
この排他的経済水域の海底にはメタンガスのほか、ニッケル、コバルト、マンガンなどが豊富に存在しているそうで、日本は資源大国でも有るのだ。
昔は海底に眠る地下資源を掘り、集める技術が無かったが、最近の技術は経済的にもペイするそうだ。それが竹島、魚釣島など領土問題を引き起こす要因にもなっているが、何よりもレアメタルを外交のカードにするような、品性お下劣なお隣の国に頭を下げたくない。
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