NTTドコモは27日、携帯電話の通信障害の再発防止策を発表した。
同社では、この半年で5度の障害が起きており、設備投資を約500億円上積みして対応する。しかしスマートフォンの普及で爆発的に増えるデータ通信量を、今回の応急処置でさばき切れる保証はない。
トラブルが続くようだと業界の勢力図にも影響し、スマートフォン普及に水を差す恐れもある。
●再発防止に努める
ドコモの山田隆持 . . . 本文を読む
NTTドコモは携帯電話通信障害の頻発を受け、スマートフォン向け基本ソフト(OS)「アンドロイド」を開発した米グーグルとデータ量の増大につながる通信頻度の抑制に向けた協議に入った。
ドコモは世界の通信会社とも協調し、通信頻度の抑制をアプリ開発者に呼びかけていく考え。
●制御信号で処理負担増
25日に発生したドコモの通信障害は、無料通話などを実現するアプリが原因の一つだった。これら . . . 本文を読む