家電量販店の携帯電話の販売台数に占めるスマートフォンの割合が週単位で2割を超えた。調査会社のBCNによると、6月21-27日に構成比は22.4%だった。
パソコン並みの機能に加えて、ソフトバンクモバイルの「iPhone4」など新製品が相次いで登場、市場が急拡大していることを改めて裏付けた。
●1年前の2倍の水準
BCNによると、iPhone4の24日発売を目前にした6月14-20日の構成比は買い控えから8.9%だった。月ベースで見ても、6月は1日-28日の構成比が14.7%。
4、5月も10%台の後半で推移。1年前の4-6月と比べると、ほぼ2倍の水準となっている。
今年の6月下旬にはKDDI(au)が同社初のスマートフォンを投入し、主要通信事業者の製品が出そろった。家電量販店も一斉にスマートフォンの専用売り場を設けている。
【記事引用】 「日本経済新聞/2010年7月1日(木)/11面」