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8月携帯電話純増数、ソフトバンク首位復帰 KDDIは3位に浮上

2009-09-10 | 携帯事業者/日本



 電気通信事業者協会が7日発表した8月末の携帯電話・PHSの契約数によると、新規契約から解約を差し引いた純増数はソフトバンクモバイルが万5100件の首位だった。

 7月の純増数で3年ぶりの首位に立ったNTTドコモも引き続き好調で、小差の2位。KDDI(au)も番号継続制度(MNP)でソフトバンクを上回る転入超過となり、復調の兆しが見えた。


●「iPhone3GS」が人気

 ソフトバンクは6月末に発売した「iPhone3GS」が人気で、一部店舗ではいまだに品薄の状態が続く。

 同じく6月に発売された携帯通信機能搭載のフォトフレーム「PhotoVision」も好調。2位のNTTドコモの純増数は、11万2900件だった。

 夏モデルやパソコン向けデータ通信端末が引き続き好調で、首位ソフトバンクに2200件差で迫る。

 4カ月連続4位と低迷していたKDDIは、7万7800件で3位に浮上した。8月に開始した「指定した3件のau携帯電話に月額390円で通話し放題となる指定通話定額」が、契約増に貢献したという。

 MNPの転入超過は、ソフトバンクを上回る8000件(ソフトバンクは2000件の転入超、ドコモは9800件の転出超)だった。イー・モバイルは6万1100件の4位。ウィルコムのPHSは4万500件の純減だった。

 PHSの純減は3カ月連続で、累計契約数は450万台を下回る447万7100件となった。





【記事引用】 「日経産業新聞/2009年9月8日(火)/3面」


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