風の声

想いつくまま

ラストストローその荷を捨てろ

2022年01月13日 | 日記
「ラストストロー」は最後の藁のこと。

いくら重い荷を背負うラクダでも、すでに重さが限界にきていたら、藁の一本を載せただけでラクダの背中が砕けてしまうという意味で、英語の故事によるものだ。

限界を超えたとき、最後のわずか一本の藁でラクダは耐えられずに倒れてしまう。

人も同じで、ささいな出来事や言葉であっても、それが心の限界にきている人にとっては、ラストストローとなって心が折れてしまう。

私は、これに似たことを「10トンの荷重に耐える頑丈な橋でも、その橋が限界にあれば、わずか1グラムの塵が載った瞬間、その重さに耐えられず崩れてしまう」と、そんな喩えで物事の限界を説明していた。

ラストストローとまったく同じだが、last dustでは文学的でない(笑)

無理して荷を背負い込んではいけない。
先ずは、無理して我慢している自分に気づくこと。

そして、時に回り道をすることや、とっとと逃げることがカッコいい選択だとイメージしておくことだ。

あの英雄ナポレオンであっても、ヤバいと判断したら迷わずとっとと逃げた。実はカッコいい負け方を知る者ほど強い。

過重な荷さえ降ろしてしまえば、一本のストローは軽々だ。

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