goo blog サービス終了のお知らせ 

風の声

想いつくまま

お笑い芸人の涙の会見など見たくもない

2019年07月23日 | 日記
国政選挙よりも注目される吉本芸人闇営業の騒動。

昨日5時間以上もやったという社長の記者会見の映像が流れる。
ここまで統治能力がないことを無様に晒す会見を見たことない。
要を得ないあんな会見を5時間もやらせるマスコミにも呆れた。

それに、いつの間にか騒動の本題が入れ替わっている。
犯罪集団から大金を貰いながら「貰ってない」とウソまでついた問題のはず。
それが、涙ながらに訴えた芸人の会見から、二人は被害者にすり替わる。

この際とばかりに金銭の待遇まで暴露しながら二人を擁護する芸人仲間たち。
本題をすり替えた展開をみていて違和感を覚える。

もし詐欺集団や窃盗団などとの醜聞を政治家や官僚が起こしたとすれば。
いくら涙で「党首に辞めろとパワハラされた」と会見しても通用しない。

それなのに、芸人ならお涙頂戴で被害者にすり替われるのは変だ。
「芸人だからありがちなこと」と芸人を見下げていることになってしまう。
お笑い芸人たちは「芸人のプライド」として、そこを気づくべきではないか。

吉本社内の前近代的な雇用システムなどは別の問題として糺せばいい。
先ずは、顧みて他を言うようなことをしないで猛省しかない。
トップ芸人として犯罪者から金を貰ったり口裏を合わせたウソを猛省すべき。
公金も食い物にして儲けをしている業界としての社会的な責任は重いはずだ。

それに何よりお笑いファンとしてあんな泣き顔の会見など見たくもない。
たとえ復帰して演じたとしても、涙のシーンが浮かんで笑えない。

笑いを売る芸人が、笑われて同情されてることが、芸人として失格だ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする