風の声

想いつくまま

セクハラ市長を辞任させた市役所内の健全さ

2018年05月22日 | 日記
セクハラ疑惑の東京狛江市の市長が、やっと辞職を決めたようだ。

昨日の会見では告発した職員を「思い込みが激しい」と侮辱した市長。
その会見に対する、女性職員4人の勇気ある闘いが、辞職を決定づけた。

#MeToo運動が国際的に広がる中での狛江市のケースは一つの方向となる。

麻生副総理らの居直りを真似た市長だが、内部からの声には勝てなかった。
副市長ら、市役所幹部も市長に対して「辞任するよう」迫っていた。

市役所内から「声」が上がったという健全さは、次への希望となる。

組織ぐるみで、あったことを無かったことにする安倍内閣とは違う。
遅きに失したとはいえ、まだ狛江市のほうが安倍政権よりまともだ。

権力者の暴走を食い止めるのは、その取り巻きの使命。

悪貨が良貨を駆逐するかのように、自民党内から正義の声は上がらない。

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政治家や官僚の汚さをつくづく感じた

2018年05月22日 | 日記
政治家や官僚の汚さをつくづく感じた。

日大アメフトの加害選手の会見を見ていてそう思った。

午前中、加計疑惑で愛媛県が示した「新たな文書」への安倍首相らの会見。
これまでと同じように、見苦しいウソを重ねる安倍首相と柳瀬秘書官だった。

潔く罪を認め謝罪した日大の加害選手とは真逆の政治家や官僚らの姿だ。

もはや、政治不信や行政不信といったような、そんなレベルではない。

「他に首相に適当な人がいない」というだけの内閣支持にのさばる安倍内閣。
だらしないのは、こんな内閣に取って代わる気概が、与党も野党もないこと。

深刻なのは与党内から国民に響くような「声」が上がらないことだ。
かつての自民党なら、とっくに内閣の交代をやっている。

正論を述べているのは、自民党の大物OBたちだけだ。

悪運だけで持つ安倍政権のもと、この国のモラルまでおかしくなっていく。


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「監督の指示あった」アメフト加害選手の潔い会見

2018年05月22日 | 日記
「本当に申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げ謝罪した。

アメフトで反則プレーをした日大選手の謝罪だ。

監督とコーチから、試合前に執拗に「1プレー目からやれ」と指示された。
試合に出してもらえず、命令は絶対だと思い、追い詰めれれていた。
関学大のQBを怪我させとけば秋の大会で有利になるとも言われた。

危険な反則プレーというよりも、もはやこれは犯罪の命令だ。

「指示があったにせよ、やったのは私なので反省している」
「この先、アメフトを続ける気はない」とも語った。

反則プレーを命じて、関学大の選手を怪我させた日大監督ら。
相手のみならず、加害者である日大の有能な選手をも潰してしまった。

後輩たちへ「自分の意思に反することはやるべきでない」と語った。

「謝罪したい」の思いで、すべてを語ろうと決意しての会見だという。

潔く、自分の犯した罪を認め、謝罪する20歳の若者だった。

その分、余計に内田監督やコーチらの罪は深い。

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安倍総理の辞書に「厚顔無恥」は無い

2018年05月22日 | 日記
「そういう獣医学部の考えはいいね」

3年前の2月25日、加計理事長に安倍首相が、そう答えていた。

昨日、愛媛県が国会に提出した記録文書に書かれていた発言の詳細だ。
安倍総理の「認可決定まで加計だと知らなかった」が完全にウソになる。

「知らなかった」どころか、認可の2年前から「加計ありき」でやらせていた。

まさに安倍総理によって「行政がゆがめられた」始まりが、3年前のこの日だ。
それを物語るように、文章に書かれていた通りに、その後展開している。

今朝、安倍総理は「調べましたが会ってない」と否定した。
沈黙を続けていた加計学園も慌てて「会ってない」とコメントを出した。
柳瀬秘書官も、今度は「覚えがない」という言い回しで否定した。

示し合わせたように、三者が否定するのは、文書が核心に迫ったからだ。

「私が関与していたなら責任を取りますよ」そう豪語していた安倍総理。

安倍総理の辞書には「厚顔無恥」というワードは無いようだ。








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