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私の住んでいる豊平周辺には、札幌～室蘭を
結ぶ国道３６号線が通っているために、国道沿いの
商店は昔から大きく発展を遂げることなく、今に至って
いるようです。
かって３６号線は北海道初の舗装道路で「弾丸道路」
ともいわれていたそうですが、豊平区周辺の商店主は
商店街の間に「川が流れているようなもの」といい
今では清田区などの国道を外れた郊外店は良いものの
月寒、美園、豊平などの商店はシャッターが閉まった
ままのお店が増えています。
過去には札幌と定山渓温泉を結ぶ定山渓鉄道が走って
いた時代には、ススキノ～豊平駅まで路面電車がヨチヨチ
と走り、豊平駅周辺も活気に満ちていた時代がありました。
しかし、時代の変遷とともに現在私が住んでいる近所も
飲食店は徐々に店を閉め、寂しくなっていくなか、唯一
「札幌一といえる焼き鳥のお店」が残っています。
そのお店は満席になると、入り口に吊るした赤提灯の
行灯が店内にしまわれ、
「今日は入れませんよ！！」とメッセージを出してくれる
今どき珍しいお店です。
店内は今風の洒落た店とは言えませんが、不景気と
いう風が吹きさらす昨今でも、「名物のレバー刺」が出る
火曜日と金曜日は早い時間から行灯は出ていないこと
もしばしばです。
「え～っ、豊平にそんなお店があったっけ・・
」と言う
人は半信半疑でも一度は足を運んで見るべきでしょう。
お店はスーパーマーケット「ラルズ」の南隣に軒を並べた
なかに「マス鳥」があります。
行くなら早い時間がお勧めですよ。