プロゴルフファンとしては2014年度のトーナメントの先陣を切ってダイキンオーキッドレディスが沖縄県で開幕しました。
昨年は2009年の横峯さくら以来久しぶりに森田理香子が賞金女王の座を韓国勢から取り戻しました。
2013年は前半戦は森田が勝ち星を重ね、後半は横峯さくらが追撃する展開になりましたが、最終戦までもつれ込んだ結果、森田理香子が逃げ切り初の賞金女王となったのでした。
それまでは韓国勢が3年連続で女王の座を得ていただけに、大和撫子を応援するファンとしては胸のつかえが降りた年でもあったはずです。
今年のダイキンオーキッドレディス初日トップに立ったのは、美人ゴルファーとして人気と実力をそなえたイ・ボミが5アンダーで好スタートを切りました。
昨年も日本女子プロゴル選手権コニカミノルタ杯で優勝をしている手ごわい選手すから、今年も戦いの場をアメリカから日本へと移す強敵申智愛を含めた韓国勢は強力かもしれません。
初日トップのイ・ボミ選手
国内女子が始まる前にすでに、米国LPGAツアーは開幕をしていますが、期待の宮里藍選手は体調が整っていないためか、はたまた長年ともに戦って来たキャディと離れた所為でのパット不調なのか苦戦を強いられ、宮里美香、有村智恵、上原彩子もアジアツアーでは上位進出もならず苦戦をしていたので、せめて国内女子は今年も連続で賞金女王だけは日本人プロゴルファーに獲ってもらいたいものです。
そんななか道産子選手として期待の星が昨年プロテストに合格をしました。
過去には明治カップ、ニトリレディースなどにアマチュアとして活躍をしていた藤田光里選手です。
北海道のゴルフファンなら、ジュニア時代からの活躍を誰もが知っている有名な”女の子”です。
「誰もが・・」は、オーバーかも知れませんが(汗)
2013年JPGA-QTをトップで通過し、2013年新人戦加賀電子カップをすでにツアー優勝をしている成田美寿々選手と争い、最終日は強風のなか1打差で逃げ切ったのはご立派でした。
過去には初プロ合格者がQTをトップ通過の例はないそうですが、加賀電子カップでの最終18番のセカンドショットの選択は、優勝がかかったショットではなかなか出来るものではありません。
まさに経験を活かしたプロの選択だったと言えるでしょう。
そんな期待の新人が、満を期していよいよツアーに参戦しましたが、彼女の曲がらないドライバーと若さと経験からいっても、今年度内の優勝はおおいに期待が持てるでしょう。
また昨年は優勝の栄冠を取ることができませんでしたが、道内出身プロに菊池絵理香選手がいます。
彼女も昨年はランキング20位に浮上し、いつ初優勝を果たしても不思議ではない存在に成長してきました。
今年は初優勝の予感がするのですが、プロスポーツは「時の運」。
運を味方にしたなら、藤田光里プロモ菊池絵理香プロにもチャンスはあると確信をしています。
わたし的には歩行姿勢が多少気になりますが(笑)、プレー中の歩行姿勢は非常に重要とも言われています。
ミスをしても毅然とした目線で前方を見据えて歩くようになれば、年内優勝もあるでしょう。
2014年のLPGA国内女子ツアーは道産子選手から目が離せません。
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