髭のプーサン日記

日本ハムファイターズを中心にスポーツ全般の観戦日記です。
ときおり姓名判断でのお名前に関することを書いています。

女子アジア杯はなでしこジャパンがベトナムに4-0の勝利。

2018-04-08 12:06:47 | なでしこジャパン

なでしこジャパン 8大会連続W杯出場へ初戦は快勝発進

「女子アジア杯・1次リーグ、日本4−0ベトナム」(7日、アンマン)
ランクが違うとはいえ初戦を4得点お失点のスタートは、まぁまぁの発進と言えるの
でしょうか


〈試合開始3分 岩渕→横山で先制点をあげる〉



〈岩渕→中島で2点目をあげる〉


〈後半、3点目のゴールを決めた岩渕〉


〈後半 4点目のゴールを決める田中〉


一応は無失点での快勝と言えますが、まだまだのベトナムと日本の間には差が見えた
試合内容でした。

先発の選手で目立ったのはFW岩渕と両サイドの増矢と中島、ボランチ起用の猶本光
でしたが、高倉監督はどうしてアルガルベ杯でも、先日行われた壮行試合のガーナ戦
でも猶本をスタメンで起用しないのかが腑におちませんでしたが...。
我の強い高倉監督らしいとも言えますが、かっては澤穂希の後継者とまで言われた猶本
光は、いまここで使わないとたとえW杯に出場しても前回の二の舞になるでしょう。

この日のベトナム戦で最もボールに触れて、チャンスを作っていたのは彼女であり、
パス自体も非常に正確だったと思います。
たしかに過去に怪我も多く体力不足は否めない面があり、代表に選ばれても周りの選手
とのタイミングが合わず、ミスパスを相手に供給することもあったのですが、本当に
代表選手として育てるなら、もっと早くから経験を積ませるべきではなかったかと...。
ジュニア時代から育てて来た若手中心に切り替えたいという、高倉監督の思いは判らない
訳ではないのですが、中堅とベテランのバランスが取れなくては、永遠に過去の栄光に
すがるだけのなでしこジャパンになるでしょう。
そういう意味では猶本のトップ下起用と、後半に出場をした川澄奈穂美の復帰は正解
だったと思います。

〈ボランチのポジションで効果的な動きをしていた猶本光〉


DF陣ではベテランの鮫島、熊谷と新たに加わった市瀬の三人はピンチの芽を鋭い出足で
摘み取っていたのが目立ちましたが、次戦の韓国戦とオーストラリア戦はベトナムとは
パススピードも技術、走力も格段の差があるので、そう簡単にはいかないでしょう。
4バックに近い体制なら、トップ下とDFの間に位置するデフェンシブなボランチ坂口が
縦横無尽に走り続けるか、右DFの有吉に変えて高木を使い、坂口(夢)は使わず長谷川
唯を起用するのも面白いでしょう。

いずれにしても優勝を狙うなら、今まで通りのスタメンでは勝てません。
一か八かの思い切ったメンバーで相手を攪乱し、なでしこジャパン伝統のパスサッカーで
対抗したなら予想外の好結果が生れるのではないかと思います。



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