*今回は、2012年に別んトコで書いていたブログに加筆・修正したモノをお送りします。
カラオケは好きで、特に21世紀の曲を好んで唄います。
20世紀の曲は嫌い、と言うか恥ずかしい。
特にバンドブームの頃。
BOOWYなんぞは、顔から火が出る程恥ずかしいので、滅多に唄いません。
PRINCESS PRINCESSとかBARBEE BOYSとかを唄われると、恥ずかしさのあまり発狂してお店から逃げ出したくなります。
そんなアンチ懐メロ派の僕ですが、新人類な同世代のお客さんがいる時に、たま~に唄うのが竹本孝之の『とっておきの君』。
昔、日本テレビ系で放映しておりました『陽あたり良好!』の主題歌で、ツボを押さえたなかなか良いセレクションであると自画自賛しています。
この『陽あたり良好!』は若者たちがひとつ屋根の下に住まう、といった内容でまことに楽しそうに見えたものです。当時は。
今で言うシェアハウスですな。
様々な雑誌でもシェアハウス特集をやっておりますし、日経新聞にも論説が掲載されておりましたし、情報バラエティ番組でも頻繁に取り上げられております。
『ネット社会でヒトとヒトとの関係が希薄化しているからこそ、ヒトとヒトとの結びつき・絆をシェアハウスを通して改めて認識した』みたいな能書きも散見されます。
まことにつまらない能書きであります。
少年による凶悪犯罪が起こると決まってコメンテーターが言う『バーチャルな死しか知らないゲーム世代特有の犯罪』みたいに。
まぁ、隣人がどんなヤツなのか判らないような賃貸マンションですと、どうしても居住者のマナーが悪かったりしますから、その件についてはまあまあ有効なのかな、とは思います。
しかし、コモンスペースに居住者みんなが集まって、お喋りをする図なんてぇのはどうも好きになれません。
人間、あまり近付き過ぎるのは却って人間関係を破壊すると、僕は長年の経験値から知っております。
実際、僕の知人(女)は女3人で一軒家に住んでいましたが、その中のひとりが冷蔵庫の中のヒトの食い物は食うわ、夜中遅く騒ぎながら帰宅するわ、と散々であったようで、半年程で空中分解してしまいました。
アカの他人が一緒に住まうのは本当に難しい。
夫婦ですら難しいのですから。
もう僕なんぞは親兄弟とも住めません。
『孤独の裏には自由があり、自由の裏には孤独がある。孤独くらいいい道連れはない』岸惠子(ニッポンの女優・1932~)
過去の関連記事。
シェアハウスの巻。
『陽あたり良好!』に出演していた伊藤さやか。
好きだったなぁ・・・。