荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

引退の巻。

2013年09月28日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを
アニメ屋の宮崎駿が引退するとか、したとか。

僕は【ルパン三世 カリオストロの城】は観ましたが、スタジオジブリ作品ってモノを、ただの一度も観た事がない非国民。

宮崎駿作品って、大仰っていうか説教臭そうっていう感じで、どうも観る気にゃならんのですよ。

さて、彼の息子もなんだかいうアニメで監督デビューしましたし、パパも一安心で引退・・・。なわきゃねぇか。

偉大なパパからすりゃ、不肖の息子ってのは頭痛のタネでありましょう。

尤も、なんだかんだ言ってもパパからすりゃ息子はかわいいもの。

僕が一時期いた会社も、社会経験の全くないジュニアを入社させました。

ただ、引退しても院政を敷くケースも多々ありますし、そう簡単に引退出来るもんなのかなぁ、と思います。

アスリートの場合は肉体的問題が大きいですから、引退したくなくても引退せざるをえないんで、理解しやすいんですが。

政治屋も最近は比較的引退年齢が下がって来たと感じます。地盤や利権を引き継いでくれるヤツがいると安心出来るのでしょう。

そう考えますと、商売は違えど、上岡龍太郎とか芳村真理はエラいなぁ、と思います。

このふたりは比較的若い段階で引退を表明し、その後はほとんどお見かけしません。

芸能モンは引退っつってたクセに、復帰するケースは腐る程ありますから。

基本、上岡龍太郎って嫌いなんですが、この点は高く評価します。

島田紳助はどうすんでしょうねぇ。

一方、明石家さんまは還暦を迎えたら、自身の冠番組は全て降板、ゲスト出演に徹すると言っております。

これがホントなら、まさに天晴れ。

才能や実績があるヒト程、後進に道を譲る事を理解している、という重要な証左であります。

功成り名遂げて身退くは天の道なり。無能なオッサン程、自身のポストにしがみつく醜態を晒しますからな。


『老兵は死なず、ただ消え去るのみ』ダグラス・マッカーサー(米国の軍人・1880~1964)

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