荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

トランカーの巻。

2013年01月23日 | 華麗な生活に極めたシンプルを
シンプルな生活を推進するに当たり、何かお手本になるものはないかとネットを眺めておりますとなかなか面白い2ちゃんスレを発見しました。

いわゆるトランクスレというヤツであります。

具現・妄想どちらでも良いのですが、とにかくトランクひとつだけで浪漫飛行へいんですかい、という連中が集まるトコ。

なかなかの難業ではありますが、トランクひとつで生活するなんて素敵です。旅人でも定住者でも。

少なくとも僕にはそう思えます。

勿論、モノに溢れ、モノに囲まれる生活に喜びを感じるヒトも多くいらっしゃるでしょう。

しかしながら、人生の折り返し地点を過ぎ、これからは足し算ではなく引き算の人生で生きて行く事にしました。

これは僕の敬愛するドミニック・ローホーも言っていた言葉です。

問題はトランクはどの程度の大きさで、いったい何を入れるか、です。

結構、多くのヒトが映画【男はつらいよ】の寅さんのトランクの中身に興味を示していますね。

確かに、旅から旅へのテキ屋稼業に必要なモノはなんだろう?とは思います。

で、調べてみたところ・・・トイレットペーパー、マッチ、うちわ、筆記用具とはさみ、時刻表、蚊取り線香、手ぬぐい、目覚まし時計、財布、常備薬、ダボシャツ、ふんどし、花札とサイコロ、易断の本、レターセット・・・だそうです。

爪切りとか耳かきはないんですね。また、上着とズボンは例のスーツのみか。

雪駄だから靴下も要らない訳ですね。

スマホがあればだいぶ削減出来そうですが、寅さんは永遠にスマホなんて持たないだろうなぁ。

ちなみにこのトランクの中身、東京葛飾・柴又の【寅さん記念館】で見られるそうです。

昔『山高帽をかぶった白人紳士が大きなトランクひとつを携え、田舎駅のホームに佇む』というJTのCMがありました。

彼はどんな旅をしているのだろう、と夢想したものです。


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