古民家のある里山に春蘭やカタクリの花の季節がやっと来ました。
裏山に昨日に今年になって始めて入りましたが、倒木等が多く山は少し荒れていました。
粘板岩の土地は、地震等には建て物は強いですが立ち木にとっては根が深く張れずに厳しい環境です。杉や松は、根を石などを掴む様に横に長く伸びて大地にしっかり立っています。
倒木は整理して朽ちるのを待ちます。大自然の淘汰に逆らわない事が賢明と感じています。
夕方の木漏れ日に中に「春蘭(しゅんらん)」が咲いています。
10cm位の背丈ですが3cm以上の花を付け株を増やして咲いていました。
カタクリの花は、咲き始めです。
シダ類の中で群落化していました。朽ちた倒木の上に木が更に重なる様に倒れていますが、カタクリの新芽が出ていて倒木を頼りにして歩いて来ました。
昔は水田だった場所の土手にカタクリの群落が出来ています。葉が2m四方にあってこれから咲き始めるのを楽しみにしています。
北側の一番に日当たりの良い場所から咲き始めています。
夕方16時の気温が12℃でしたから、山野草は、咲き時を知っていた様です。
古民家の裏山の水田のあった場所です。雑木は無かったと記憶していますが、現在は山野草の咲く適地になっています。
形だけしか分からないですが、馬で耕した棚田ですから先祖の開拓魂を語る場所にしたいです。
カタクリは、まだ見えていませんが山の斜面等に葉を伸ばしています。
山野草の花が咲き揃った頃に植生を見て最小限の手入れをします。自生の花を守るために数年見て見ましたが人間の行く手を拒む様に倒木があります。
女性やご高齢の方に見て戴くには、厳しい場所ですので散策道は別のルートを考えています。
新緑の季節には、倒木からも葉が出て緑の谷になりますが、落ち葉が山野草の腐葉土の恵みに変ります。
シダ類を見てから、多湿の環境に変る事を知って、草木の関係を壊さない様に環境を保護して行きます。
昨日は、カタクリの花は、南斜面は、まだ咲いていませんでした。
カタクリの植生を見て十数年が経過していますが、花達はしだいに増えています。
毎年、裏山の山野草を撮影が出来る事が嬉しいです。
里山への灌漑用の水路が近くを流れていますが、土手が崩落しない様に排水管を付けてくれた皆さんの協力で山野草が守られている事に感謝しています。咲き頃が待ち遠しいです。
(古民家の裏山の自生の山野草が咲いています、倒木が多い中で可憐な花を春の萌黄の前に咲き時を知って、束の間の陽気を楽しんでいます!)
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YouTube: イメージの詩 つま恋 吉田拓郎