岩手県一関市東山町 農家民宿三澤

岩手県一関市東山町
日本百景猊鼻渓(げいびけい)のある町の里山の古民家民宿で、只今、奮闘中です!

東日本大震災 古民家の決断「稲作500年の歴史に閉幕」が確定です!

2012年03月31日 | 古民家

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平成23年度が今日で終わります。

東日本大震災の余震が未だに続いています。水田を更に痛めつけています。

里山の開拓当初から土手をいじらなかった水田は、見事に芽葺きの春を謳歌しています。

里山の水田は、雪が消えて既に肥料を置いたり、重機で整備を終え水耕の準備が始まりました。

古民家の水田は、中央を境に水溜りが出来ています。無農薬米に挑戦する前の年に重機で土を均したばかりでした。

農家が稲作をしないで、何が農家だ。「お田(だ)の神様の罰(ばづ)当(あだ)る!」とこの地域の「事実たる慣習」です。

しかし、大型機械が入り易い様に耕地整備をしなければ、兼業農家が出来ませんでした。

休耕の届けを終えて、古民家の稲作の歴史が約500年で終わり、新たに休耕田の活用は南瓜(かぼちゃ)を植える事になりました。

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古民家の紫陽花の古くなったのを刈り取り、ヒバの木や雑木や竹を伐って果樹栽培を選択して

総面積の拡張を行っています。

南瓜や果樹の収穫時期に、田んぼの神様が「生きる手伝いをするから未だいるよ!」と云って欲しいです。Dscn9400

古民家の家の前の雑木を刈って見ると、出て来たのはかつての畑の後でした。

うっそうとした雑木林が耕作可能な場所になって来ています。

稲作からの方向転換は、兼業農家の古民家が生きて行き後継者にバトンを渡し続ける唯一の手段で次世代は、「稲作をしていた農家」と記憶して時代を更に新しい技術を追加するのを願っています。

少子超高齢社会、そして、諸外国との協調の問題が、この地域(この国)に危機をもたらさない様に、「お田の神様」は、農家を見守っている筈です。

(東日本大震災と続く余震で、古民家の稲作は500年の歴史を閉じます、周辺地域は、特段の変化は無いですが、「古民家の休耕田の南瓜は美味い!」と話します!)

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YouTube: 長渕剛『Stay Dream』


古民家の庭先に最初に咲く花は「水仙(すいせん)」です!

2012年03月28日 | 古民家の花

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古民家の庭先の花で最初に咲く花は、何時も楽しみです。

クロッカスの時もありましたし、桜草がある日、一輪だけ咲いていた事もありました。

今年は、水仙の花が最初に咲きます。

蕾を見て歩きましたが、雑草の花以外に、残雪が解けた後に一気に葉を伸ばし、水仙の花の蕾が膨らんでいるのを見付けました。

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水仙の若葉が次々と芽生えて、春の到来を告げています。

2カ所を撮影しましたが、ラッパ水仙や色の違う水仙の若葉が、里山の古民家の庭先に芽吹いています。

土が解けた雪で湿っています。勢い良く水仙の新芽がたくさん出て来ています。

古民家の庭先の自然は、時に花の咲く順番を変えてしまいますが、また、花の季節が里山にやって来ました!)

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YouTube: 高橋真梨子 グロリア c18


古民家の孔雀の冠は春の太陽を待っています!

2012年03月25日 | 古民家の孔雀

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古民家の孔雀の雄の冠(かんむり)が綺麗に揃って来ました。

昨日は、彼岸明けの雪で外の作業が進まず、今日は雪解けの泥濘(ぬかるみ)で、作業場で天候の好天を待っていました。

古民家の孔雀は、里山に来てから、まだ外に出ていませんので、飼育場の中の天井まで、飛び上がって遊んでいます。

孔雀の口ばしは、先が啄む力が充分で心配なくなりましたが、外の遊び場でゆっくり雑草を食べて欲しいと思っています。

桜の便りが聞こえて来ますが、古民家のある里山の天候は荒れ模様ですが、あと1週間で新年度を向えます。

最初に咲く花は何か期待が膨らみます。早く孔雀が外で遊ぶのを見たいです。Dscn9382     

孔雀の羽根がさらに伸びて来ています。

冠と羽根が成長の早さを教えていますが、落ちた黒い羽根が新しいのと交代しているのが分かります。

泊り木に2羽の雄の孔雀は、新年度に来る新しい仲間を待っています。

その前に、「温かい春の陽だまりに出たい!」と言っている気がします。

(古民家の2羽の孔雀の雄の冠が綺麗に揃って来て見て嬉しいです、外の遊び場で太陽の光を浴びた時にもっと綺麗な姿を見せてくれます!) 

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YouTube: サンタナ 哀愁のヨーロッパ


古民家の今年の挑戦は「きのこのラップ栽培」です!

2012年03月24日 | 古民家

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古民家の今年は、早春に、きのこを植菌して秋に収穫が出来る「きのこのラップ栽培」に挑戦です。

一関市は原発の放射能汚染問題で家畜の餌の牧草を刈って餌とする事が現在は禁止で、買った牧草を餌にしている状態です。

保障問題は、これから配布予定と聞いています。

古民家のある里山の中山間地の会合で、草刈りしても焼却が出来ないので、野積みの方法を取る事で意見が大方は纏まっています。

厳しい現実ですが、「きのこのラップ栽培」に、あえて挑戦しています。

萼紫陽花(がくあじさい)原種に近い花の咲く場所の木が、日陰を多くして成長を妨げているため伐採を震災前から計画していました。

伐採した木の利用方法は、「きのこのラップ栽培」でした。

栽培方法は、原木を伐った後に約40cm位にして、直ぐに植菌して乾燥防止でラップで包む栽培です。

通常は2~3年で収穫ですが、1年に短縮して収穫回数を多くする栽培方法です。

試験的に成長の様子を比較するために、原木に植菌したままの木と、文字通りにラップで包んだ木と、農業用の白いビニールで包んで仕上げた木を置いています。

合計30本のきのこのラップ栽培の木が出来ています。

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木は胡桃(くるみ)の木で、きのこの種類は、「椎茸」が100コマ、「なめこ」が200コマと「ひらたけ」が100コマです。

秋の収穫時期に、放射能の測定をして、駄目なら「あきらめる!」と話し会って試験栽培です。

測定値が基準以下を願いながらですが、古民家のある里山の農家の田畑には、肥料が既に撒かれていて、心配は少なくなっています。

(古民家の、今年は復興元年ではありませんが、1年で大震災から立ち上がれるものでは無いです、しかし、大自然の営みに、人間が待ったを言えませんから復興を手探りで確実にしたいために「きのこのラップ栽培」に挑戦です!)

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YouTube: JAPAN-長渕剛


古民家のある里山に「ふきのとう」が顔を出しています!

2012年03月23日 | 古民家

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古民家の果樹の植樹の場所に「ふきのとう」が出ています。

(写真:平成24年3月21日撮影)

本当に待った「里山の旬の美味」を春を感じながら、ふきのとうの酢味噌和え(ばっきゃみそ)が、今年も食べられます。

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場所は、第5果樹園で新しく更地にした場所を、半分使って植樹しています。

竹の杭を打ちに行って、草を積んで枯れた場所から、「ふきのとう」が顔を出していました。

(古民家のある里山に、ふきのとうが出て来て春本番の時期が来ました、もう少し出て来たら「里山の春の美味」を味わいます!)

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YouTube: はがゆい唇 〔in LONDON '94〕高橋真梨子 Mariko Takahashi


古民家のある里山の街から見た彼岸の日の日没です!

2012年03月21日 | 一関市東山町

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古民家のある里山の街から束稲山と黒森山が一緒に見える場所が、日本百景 猊鼻渓の近くにあります。

昨日の20日は、「春分の日」で今日から昼が少しずつ長くなっていきます。

(写真:平成24年3月20日「春分の日」17時24分撮影)

束稲山(たばしねやま)と黒森山(くろもりやま)の夕陽の沈む方向が、世界文化遺産「平泉」です。

奥州藤原氏の栄華を極めた頃(約800年前)に造られた金鶏山の山頂に夕陽が沈む光景様子は素晴らしい光景だったと、この場所で感じました。

春分の日の太陽が山の稜線に沈む時にオレンジ色の淡い光を四方に放っています。

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昨日は、早朝は雪景色でしたし、今日も、小雪で肌寒かったです。

里山は、日没で街並みの一部が見えています。枯れたススキや笹の葉が、似合わない時候です。

古民家は、標高約200mです。山肌に残雪が少し残っていますが、昨日「春分の日」を迎えて彼岸明けの23日までに先祖に花を手向けます。

(古民家のある里山の街の春分の日は、雪解けで、砂鉄川上流では、渓流釣りが始まっています、甲子園の春の高校野球の熱戦の大歓声がテレビから聞こえて来て春を感じています!)

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YouTube: Eric Clapton - Badge [Live in Hyde Park 1996]


古民家の庭先の池の3月中旬の風景です!

2012年03月19日 | 古民家

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古民家の庭先の池の松から歴史の隠れた名山の黒森山が見えています。

源義経が鷹狩りをした場所ですが、少し残雪が残っています。

古民家の庭先の池は、陽陰を残して雪解けしました。春の到来です!

池周辺は雑草が生えてきて命の息吹を感じます。

木々はツツジや松が今日の朝の日差しを浴びで輝いています。

池の鯉はまだ眠っていますが、雪が解けた池周辺を見て、今年の新しい野草の新芽に期待しています

(古民家の庭先の3月中旬の池周辺は、雪解けです、明日の春彼岸から里山は春の景色に模様替えです!)

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YouTube: さだまさし 案山子


古民家ある里山の春の作業仕度が始まりました!

2012年03月18日 | 農家民宿

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古民家のある里山は、三寒四温で雪解けが始まっています。

(写真:平成24年3月14日撮影)

桜の蕾はまだ膨らんでいませんが、果樹園の雪は、少しずつ解けて土が見えて来ています。

古民家の代表が、果樹の手入れを初めています。

東日本大震災から1年が過ぎましたが余震が今日もあり、震災の不安は終わっていません。

「民宿 三澤」の代表の雪の上の足跡は、果樹に向っています、季節は待った無しで、20日が春彼岸です。

大震災の記憶は、植樹した果樹が成長するにつれて色濃く私達に残して行きます。

農家民宿を初めてから、試行錯誤の結果は、循環型の農園作りでしたが、木々の成長はゆっくりと作業の成功を待っています。

「頑張るなぁ~!親父!」と心で思いました。「俺は、果樹の8割以上を成功させる!」の言葉が春の作業の具現化の様子です。

(古民家の代表は、雪の上を歩きながら、お客様の笑顔と自分の夢を重ねて、作業仕度を始めています!)

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YouTube: スティーヴィー・ワンダー with BB キング スリル・イズ・ゴーン


古民家の養蜂 「蜜蜂のお宿」が3個まで完成しました!

2012年03月17日 | 古民家

Dscn0066_2古民家の作業場に蜜蜂の巣になる丸太が3個がマーク入りで並んでいます。

ビバの木の再生利用ですが、原木の伐採は、クレーンで吊り上げながら母屋と土蔵を痛めない様に行われました。

今は、空洞になりかけた場所に紫陽花の小さな花が咲きます。

丸い赤と黒のマークは、私が田んぼの害鳥除けの案山子を作った時の板に描いた絵と似ていますから鳥除けだと思います。しっかり聞いてみます。

蜜蜂の巣が3箇所分の完成です。

「後で分かるよ!」と話していましたが、自然の中に置いて数年で資源の再生が出来ています。

まだ、確実な事は話してくれませんが、その内に、分かって来ますから心配していません。

(古民家の養蜂は、伐採したヒバの木の再生利用です、趣味を超えて不思議に見えますが、この国の高度成長期を支えた昭和一桁の発想の今の柔軟さに感服です!) 

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YouTube: 長渕剛 ひとつ PV


古民家の栗(第1期ポロタンの果樹園)に新芽です!

2012年03月16日 | 古民家の果樹園

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古民家の栗の第1期植樹(現在4期)のポロタンの木に新芽が付いて枝が伸びています。

平地農法で始めた栗の果樹園は昨年は、モグラの穴で根が乾燥して2本が枯れました。

残ったポロタンの枝に新芽を見て、先ずは一安心です。

雪が解け始めていますが、気温が春分の日(20日)を前に陽当たりの良い場所は雪が無いです。

第1期のポロタンの収穫期は、順調に成長する事を信じていましたが、受粉木の栗(利平)の成長は早いですが、新種の果樹は不確実な問題があり、教訓をたくさん得ました。

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栗のポロタンの新しい枝に付いた新芽です。

低木化は、先伸ばしにして、小動物対策や水の管理に重点を置き成長を願っています。

新種のポロタンに拘っている理由は、渋皮が簡単に剥ける事と美味しいからです。

栗ご飯の栗の皮剥きの手伝いで、一個の栗に数分掛かり「大変だなぁ~!」が新種開発の方の発想かも知れません!

(古民家の第1期の栗(ポロタン)の果樹園に、新しい枝が増え始めました、新芽を見て安堵しています!)

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YouTube: 高橋真梨子 ごめんね c24