第11回唐梅館絵巻のが好天の中で午後1時に「軍議参上行列」が始まりました。
侍姿が似合っていますが、東日本大震災の復興祈念で今年は、登旗がたくさんあり街は時代絵巻のムードで一杯です。
今年の総大将は2011年より観光庁アドバイザーを務めていらしゃる辰巳琢郎さんです。
馬は、総大将と一体になり自由に道を進んでいました。
馬上での余裕の表情は周囲への心づかいを忘れない優しさが溢れていました。
一関市の勝部修市長も参加され「軍議再現」で重要なポストで今年も口上に期待が集まります。
東日本大震災犠牲者慰霊塔が建立され「震災復興祈念」と慰霊塔に献花が行われ犠牲になられた方々のご冥福をお祈り致しました。
唐梅館絵巻の「軍議再現」が始まりました。
晴天の唐梅館は気温が21℃で過ごし易く多くのお客様で賑わいましたが、今年はマイクが設置され総大将と各地の城主との参上の挨拶が場内に届き一言一言に重さがありました。
「只今参上致しました、殿、今晩一杯やりましょう!」
「忝(かたじけな)い!」
お祭りでアドリブは付き物ですが笑いが欲しい時に「軍議再現」の場でもあって良いと感じて来ています。
403年前の小田原出陣の軍議は、より分かり易くなっていました!
総大将の口上です。
第11回唐梅館絵巻(震災復興祈念)の軍議再現は鎧兜姿の勇ましい侍が「復興を更に進めて行く事をこの地から抜刀して気勢を上げて誓い合い」ました 。
「軍議再現」は時代を見抜いて企画されていますが、この綺麗な芝生や南部赤松等の整備がかなり前から進んでいました。
唐梅館絵巻の関係者の方々に感謝して、全国に知られる名物行事になって欲しいです!
東日本大震災犠牲者慰霊塔に献花されました。
総大将が献花のあとにお香を焚いて慰霊塔に鎮魂の拝礼がありました。
東日本大震災から半年、経過しましたが明るい話題も複雑な問題も出て来ていますが、こころを一つにして復興祈念しています。
総大将と拝礼されています。
写真左の藤沢町の畠山町長は、「明日が一関市と合併になり、最後のご公務です。」と会場内にアナウンスがありました。
東日本大震災犠牲者慰霊塔を前に鎮魂の拝礼です。
浦浜念仏剣舞は、岩手県指定無形民俗文化財です。震災で全てを失ったと説明があり保存会の再建の苦労は計り知れません。
舞は仏事でロウソクが2本最前列にありました。これは仏様が、この世を見る為にに欠かせないと言われています。
しっかりとこれからの郷土の再建と復興を見届けて頂いたと感じています。
大船渡市三陸町に伝わる浦浜念仏剣舞が目の前で見る事が出来て幸せです。
浦浜念仏剣舞が披露されています。
浦浜念仏剣舞が全てを震災で失っても復活する姿は貴重な教訓です!
第11回唐梅館絵巻(震災復興祈念)は、「心はひとつ・がんばろう東北」をスローガンに行われました。
晴天の今日は清々しい秋空が広がっていました。
「軍議再現」を中心に紹介しましたが、街上げてのお祭りでした、踊り等で賑わいました。
出店に夕方、行きましたがイベントがたくさんあり今年も楽しめました。
長坂城主千葉一族とは無縁と思いきや、長い歴史の中で縁が出来ています。
(唐梅館(250m)の長坂城址は訪ねる人の心を癒してくれます、唐梅館絵巻は、時代に翻弄されずに浄土を守り抜いた先達の心意気を教えてくれる時代絵巻です、来年も期待しています!)
</object> 浦浜念仏剣舞で唐梅館絵巻で披露された念仏剣舞がYou Tubeの動画にありましたので紹介させて頂きます。
YouTube: 浦浜念仏剣舞