古民家の果樹園の上の市道は、生活道路になっています。
写真中央から家族がいる場所が、かつての道で馬車道です。
馬が2頭いて「東山和紙」を京都方面の下ろし先に通って集金して湯治をしながら御土産を持って来た道です。
馬が車の役割を終えて車社会になると道幅が広くなって、ゆったり旅から目的地へ直行の旅の時代に変化せざるを得ない感じです。
4月1日から6月30日まで「いわてデスティネーションキャンペーン」のイベントがテレビや新聞で大きく報道されています。
道の形が残っていますが、記憶は、野イチゴ探しやお盆の花探し程度で僅かしかありません。
この道は、雑木で見えなかった道ですが、きのこを植菌する胡桃(くるみ)を伐採する時に見て懐かしく感じ、また、里山の景色が別の見方が出来ると楽しくなりました。
馬車道と分かる段差が出来ています。3m位の道が里山の道でした。
昔の道は、山肌や川筋に沿って曲がりながら、古民家の前の馬車道も同じです。
市道と合流していますが、里山の小道は、紫陽花に光を入れるため雑木を伐採していますが、古民家の散策道路と自然に囲まれた里山の風景を見る場所に良いです。
「イーハトーブいわて物語」のみちのくの旅は、ゆっくりと立ち止まりながら田舎や大きな観光地をみて、岩手のもてなしの心を地域の人々と一緒に実感して欲しいです。
(古民家のある里山の馬車道の跡から、旅のスタイルが「もう少し、ゆっくりして回り道して、自分の「思い出の宝探し」をしても良いのかも知れないと伝えています!)
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