――☆★さんぐ/撮速日記★☆――

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養殖ふぐは山の幸

2006年10月10日 21時25分24秒 | Weblog
 今日、ちょっと雑誌を立ち読みしてみたところ、築地魚河岸三代目の漫画に、
面白いことが書いてありました。
 今手元に無いので詳しくはわからないんですが、なんでも養殖ふぐを山の中
で育てていて、しかもそのふぐが天然物と遜色が無いほど美味しいらしい。
天然の海の水は寄生虫等がいるので、あえて人工の海水を使っていたり、目から
うろこが落ちるような話でした。

 ハウスモノの北海道の果物が、丁寧に管理されて高い値段を付けているのと
同じように、回りの環境に関係なく、手間暇かけたものはむしろ天然ものより
高い値段が付いている、という昨今の風潮には興味深いものがあります。

 (一部の良質な天然モノを除いて)どこの馬の骨ともわからない天然モノより、手塩にかけた箱入り娘の養殖モノの方がいい、という評価が、今後付いてくる気がします。

 また、山で海の高級魚がとれるようになる、というのも面白いと思います。空き地をただ眠らせておくだけでなく、ふぐなどの高級魚の養殖もできるとなれば、今過疎で悩んでいる場所でも、村おこしのようなものが出来て良いのではないだろうか、と思います。
 また、もし東京のビルで養殖できるようであれば、東京ふぐ(目黒のさんまとかw)なんてのも出来そうで、ちょっと想像として面白いです。