――☆★さんぐ/撮速日記★☆――

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製造業の危機についてぼんやりと思うこと

2013年02月12日 06時53分50秒 | Weblog
朝ぼーっと、NHKラジオを聞いていると、今日の6:40位に製造業の危機の話をされていて、富士通が9500人リストラ云々というのをやっていました。
その解説された方は製造業に派遣社員を加えたため、技術の継承が行われないことを一番の問題としていました。しかし、これは物が売れないために将来的に人減らしをしなければならない企業の直接な理由なのでしょうか...?物が売れないと技術が継承されない、はイコール?

自分が勝手に考えている、今ある製造業の問題点は3点です。
(1)製品が高く、インターネット上で競争力がゼロ。
自分が欲しい家電で、一番安い製品が日本の大手家電メーカーだったことはここ数年ありません。大手企業なら、全世界に数を大量に生産して値段を下げられるはずなのに何故でしょう。博打を打てる人間(大胆な決断をできる人)がいないのでしょうか。人件費の割合は例えば数億個売れるものに対しては微々たる割合のはずで、言い訳にはならないと思います。普段使いの家電、ブランドか何かと勘違いしてませんか?

(2)製品に必要な技術は入っておらず、不必要なものが多すぎ。
例えばブルーレイレコーダーの解説書を見ると、めまいがします。必要なのは、見たい番組があまり労力をかけないで見れて、保存出来て、気軽に持ち出したり出来る事ですが、わかりづら過ぎる...。
一つ思います。技術の考え方、根本的に間違ってないでしょうか?生活上の問題点を解決するのが技術(素材の向上や伝統工芸はここでは省きます)。問題点は年代によって違い、上意下達(継承)だけではないと思います。問題点を多く解決していかないと、技術は枯れます。または時代錯誤なものとなります。高級品だけを作ろうとして、普及品を切り捨てていれば一部の技術は高まるかもしれないけれど広がりは無くなるし、何より今の家電メーカーはそれ抜きでやっていけるほど小さな規模では無いのでは。

(3)世界と日本の若年層に知名度が無い企業が多すぎ。
Googleでキーワードで製品を探しても、外国製品ばかり引っかかります。
例えば、自転車に付ける車載カメラが欲しいとして、自転車 カメラとか検索 します。SONYは頑張ってるかな(汗)。日本の家電はキーワードに特化した製品が少ないと思います。インターネットでどう探されるのか?とか考えてないような気がするのですが。

何と無く、家電メーカーって今のニーズに価格的にも機能的にも答えてない気がして、思うことを気ままに書いて見ました...ってもうこんな時間(-。-;