――☆★さんぐ/撮速日記★☆――

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放射能について漠然と考える

2011年06月19日 00時42分15秒 | Weblog
twitterでお見かけしたブログで、かなり考えさせられるブログさんがありました。福島の農家さんのブログでした。

農家に婿入りした男のブログZ
(リンクは問題があれば消去いたします。)

原発は今や何だか政治問題っぽくなっていて、自分は正直あまり原発には関わりたくないのです。原発はさんざんいろいろな人に迷惑をかけつづけているから、使い終わったゴミの捨て場や処理方法が決まっていないから、心情的には脱原発賛成なのです。でもデモとかに参加するほどの気概も時間もありません。

話がずれました(汗)。このブログさんの農家の話は、自分たちの目線と同じ場所から話が書かれていて心にずしんと響きます。

放射能がどれだけ人間に影響するかは、チェルノブイリやスリーマイル島の過去の事例、広島長崎の原爆爆発時の事例くらいしか目ぼしいものがなくて、それも専門家しか知らないから自分のような一般人には詳しいところは良くわかりません。

ただ、NHKで流される番組を見ていると、放射線量の酷いところでは、5年や10年といった長い時間の経過後に影響が出る場合がありそうです。そして、汚染された土壌で作る米や野菜などを食べたり、放射線量の高い地域などで鼻から放射性物質を吸い込むことで起こる、内部被曝というのは極力避けなければいけないらしい、この2つ位はわかります。

今回のブログさんの記事を見ていると、ブログ主さんが、「嫁に食わせたくない米を人様に売るわけにいかねぇっつーの」という良心から色々決断されていて涙が出ます。


何でこうやって個人にばかり責任が転嫁されているんでしょう。本当にやりきれないです。