――☆★さんぐ/撮速日記★☆――

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ダ・ヴィンチ・コード国内発行1000万部?!

2006年05月26日 01時42分45秒 | ダ・ヴィンチ
 日経新聞5月25日朝刊に載ってました。最近400万部、って書いたばかりの気がするんですが・・・(汗)

"出版元の角川書店(中略)によると、小説を原作にした映画の公開日前日から売れ行きが伸び、公開後さらに加速したという。"
 凄いブレイクだ・・・w。最近どこにいってもあのモナリザの微笑みを店頭で見かけます。

"内訳は単行本(上・下・愛蔵版)が二百三十七万部、文庫本(上・中・下)が七百七十万部で、合計一千七万部"

 文庫本が伸びてますね。単行本や愛蔵版は最近見ないですが、ダヴィンチの絵に対する謎解きの本は増えましたね~w。

ダヴィンチコードあれこれ

2006年05月20日 09時56分52秒 | ダ・ヴィンチ
Yahoo!ニュース5月19日「ダ・ヴィンチ・コード」鳴りやまない拍手(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060519-00000062-sph-ent)
" 【カンヌ(フランス)17日】「第59回カンヌ国際映画祭」がスタートし、オープニング作品に「ダ・ヴィンチ・コード」(ロン・ハワード監督)の上映で11日間の幕を開けた。冷たい反応が目立った前日のプレス試写とは一転。上映後はスタンディングオベーションが起きる盛り上がりぶりだった。"

昨日の時点で、プレス試写の報道で友達に「どうも今回は評判悪いらしいよ」
と言ってしまった・・・

・日経新聞夕刊5月19日 
"今週末に世界同時公開の映画「ダ・ヴィンチ・コード」の内容が聖書の教えに反するとして、世界各地で宗教団体による抗議運動が起きている。"

・アメリカのカトリック系団体「ヒューマンライフ・インターナショナル」
が配給会社と関係するソニー製品の不買運動
・フィリピンでは大統領府がキリスト教団体の意向を受けて十八歳未満の鑑賞を禁止
・中国でも政府公認の「中国カトリック愛国会」が映画を見ないよう信者に呼びかけた

等のことが書いてあります。

 フィクションとはいえ、宗教(キリスト教)の根幹部分への問いかけ
(イエスが神の子か、普通の人間のようにマグダラのマリアと結婚して子供もいたのか)があり、これまでの研究成果も参考にして書かれているから信仰のある人々にはかなり衝撃的なことであると思います。
 また、マグダラのマリアは娼婦と言われていますが、イエスがダビデ王の子孫であるのと同時に、マグダラのマリアもユダヤ王族の血統であるのではないか、と書かれていたのを本で読みました(出典は忘れましたが)。
 歴史的に見れば、王族同士の婚姻によって権力を強化しているようにも見えるし、高貴な出であったマグダラが娼婦に貶められていた、というのは(歴史というのは常に勝者によって書き換えられるものですから)、何か主流派と反主流派の流れにおいて、マグダラは主流派でない側にいたのではないか、等考えられます。
 非常に、この映画は知的好奇心というか、想像力をかきたてられます。

 さて、観に行ってこようw。



映画「ダヴィンチ・コード」週末公開(日経新聞5/18)

2006年05月19日 01時15分03秒 | ダ・ヴィンチ
 "今週末予定の映画「ダ・ヴィンチ・コード」の世界同時公開に向け、配給元のソニー・ピクチャーズエンターテインメントが試写会を公開直前まで延期したり、「筋書きはフィクションだ」と強調するなど細かく神経を使っている。"

という記事が載ってました。

"原作は「キリストが女性との間に子供をつくり、教会がその事実を隠すために陰謀をめぐらした」という内容で、カトリック教会が強く抗議している"そうです。

 日本では元々、天才のレオナルド・ダ・ヴィンチへの崇拝みたいなものがあってそれに付随する形で人気が出ている気がしますが、海外では信仰はもっと身近で切実な問題なんでしょう・・・。原作を読み終えてみて、その衝撃の大きさからカトリック教会側の反発もなんとなくわかる気がします。

ダヴィンチコード・ウィーク

2006年05月15日 23時54分44秒 | ダ・ヴィンチ
 銀座のソニービルで今週5月15日~28日まで、ダヴィンチコード・ウィークと称し、さわれるモナ・リザを展示し、映画鑑賞会が当たるキーワードラリーが開催されてているようです。
 
 今年はソニービル40周年ということで(1966年~)展示に気合が入っているようで、4月29日~5月14日(昨日)までアトランティコ手稿のCGの展示を行っていたそうです。もっと早く言って欲しかった・・・(涙)。銀座のソニービルは、時間は書いてなかったけど夜7時位までかな?

天才ダ・ヴィンチの発想を、21世紀の人類へ。(4月29日~5月14日)

銀座ソニービル(http://www.sonybuilding.jp/index.html)
ソニービルアクセスマップ(http://www.sonybuilding.jp/access/index.html)
・ソニービル「ダヴィンチ・コード」ウィーク(5月15日~28日)(http://www.sonybuilding.jp/campaign/davinci/index.html)

徹底解明・天才ダビンチの素顔(世界ふしぎ発見!)

2006年05月14日 15時21分31秒 | ダ・ヴィンチ
ダビンチの特集が続きますw。
 今回の世界ふしぎ発見!では、ナポレオンも手にした※アトランティコ手稿と、それを研究している※LEONARDO 3の解説(アトランティコ手稿はリンクのようにして複数のページをあわせて初めて機械の仕組みがわかる、これはまるでインターネットのテキストのようだ等)や、レオナルドが初めて使用した風景に奥行きを出す空気遠近法の説明が興味深かったです。
 世界ふしぎ発見では、モナ・リザのモデルを、イザベラ・デステだとする説を採ったようですね。

※アトランティコ手稿
 日本鑑定さん アトランティコ手稿 Codex Atlanticus(http://www.jrea.co.jp/leonard/CA%20f/CA/index.html)に詳しい説明が描かれているようです。(下記は引用させていただきました)
・ アトランティコ手稿はレオナルド・ダ・ヴィンチ手稿の1/3を占め、ページ数ではパリ手稿に次ぐものの縦67cm、横45cmのアトラスサイズであることから、この名がつきました。
※LEONARDO 3
 LEONARDO 3とは、ダヴィンチを研究するダヴィンチマニア3人衆、マリオ・タッデーイ、エドアルド・ザノン、マッシミリアーノ・リーチの3人で結成されたレオナルド研究の団体w。アトランティコ手稿について世界で一番知っていると自負している。アトランティコ手稿を研究し、CGで設計図を3D化している。
 
 



ダ・ヴィンチ・コード~天才のもう1つの謎(たけしの誰でもピカソ)

2006年05月13日 00時48分23秒 | ダ・ヴィンチ
レオナルド・ダ・ヴィンチ(Leonardo da Vinci)(1452~1519、享年67歳)

 たけしの誰でもピカソ・緊急特別企画として、ダ・ヴィンチ・コード~天才のもう1つの謎という2時間特別番組を見てました。20日公開の映画、ダヴィンチ・コードの中にも出てくるモナリザの作者、レオナルドダヴィンチの特集です。(ダヴィンチ・コードは何と全世界で5000万部突破したそうです!)

★おおまかな流れ
 父セルピエーロ、母カテリーナの間に生まれたレオナルドダヴィンチは、母が貧しい農家の娘であったことから、生まれてすぐ母から離され、父の元で育ちます。(実は父親は4回結婚していて13人も子供が・・・(汗))
 14歳の時フィレンツェに引越し、絵の才能を認められ、ヴェロッキオの工房へ入り修行。
 30歳でミラノに出ます。(ミラノに出たときには子供の頃から苦手だったラテン語と数学に苦しめられ、結局ラテン語はモノにならなかった、という逸話に、非常に親近感を覚えましたw)。
 41歳の時にミラノで最後の晩餐を描きます。
 63歳(1515)にフランス軍がミラノを奪回し、ダヴィンチはボローニャへ逃れます。
 64歳(1516)の時、フランソワ1世の招待を受け、フランス アンボワーズへ。(晩年は右手が麻痺)
 67歳で(1519)死去。

★ダヴィンチの言葉(または考え方)として印象に残ったもの

・ダヴィンチは自らを「経験の弟子」と呼びました。これは、さまざまな経験が自分を育て、画家として大きく成長させてくれた、という意味だそうです。
・「画家は万能でなければ賞賛に値しない、画家は常に自らが鏡でありたいと願う、なぜなら鏡は自然をありのままに映すからだ。画家も鏡のようにありのままを書かなければ立派な画家とは言えない。」
・何故画家は解剖学を学ぶのか、筋・骨・腱の関係を知ることが大事、だから。
・未完成の仕事をこんなに残して死ぬことに対して神と人類に詫びたい。

★モナリザは誰なのか
1、エリザベータ(ジョコンダ)説
・モナ・リザは、伝記作家ヴァザーリによってこう呼ばれるようになった。
エリザベータの愛称がリザであること、同時期に子供を亡くしていて喪服だったことなどがあげられている。

2、イザベラ・デステ説
・イタリアの小国、マントヴァ侯夫人イザベラ・デステの肖像と同じパーツをしていること、以前レオナルド・ダ・ヴィンチがこの国に立ち寄ったときに肖像画を基に絵画を描くことを約束している。

3、自画像説
・レオナルドの絵画は、名前と似た響きの小道具や背景(白テンやヒノキの木、など)で配されることが多かった。モナ・リザの胸の模様には、良く見るとイグサの紋様があり、イグサはレオナルドのDa Vinci≒vinchiと似た響きである、などの論拠がある。

★レオナルド・ダ・ヴィンチの手掛けた絵画(15点)
1、カーネーションの聖母
2、モナ・リザ
3、ジュネグラーデ・ベンチの肖像
4、受胎告知
5、ブノワの聖母
6、岩窟の聖母(ルーブル美術館)
7、岩窟の聖母(ロンドンナショナルギャラリー)
8、東方三博士の礼拝
9、最後の晩餐
10、聖ヒエロニムス
11、白テンを抱く婦人
12、聖アンナと聖母子
13、貴婦人の肖像
14、音楽家の肖像
15、洗礼者ヨハネ

 このうち、2、モナ・リザ 12、聖アンナと聖母子 15、洗礼者ヨハネ は終生手元に置いて手放さなかったと言われています。番組では、この3枚の背景が、若々しい山(12)、右が若々しい山と橋(人間による構造物)、左が濁流と奇妙に崩れた山のようなもの(2) 漆黒の闇(15)を示し、これは、レオナルドが描いた予言(雨が山を崩しやがては陸地の全てが水の底に沈む)を絵にしたものではないか、という仮説を紹介していました。

★その他
レオナルド・ダ・ヴィンチの工房が新たに発見された(!)ということで、イタリアの海軍研究所に初めてカメラが入った、というのをやっていました。壁面を削っていたときに500年前のフレスコ画が出てくる、というのはさすがにローマとか、歴史の街イタリア、という感銘を受けました。