goo blog サービス終了のお知らせ 

里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

鎮守の神社 祭典は中止も黙々と清掃

2021年04月25日 | 暮らし

鎮守の神社の春の祭典は中止となりました。
当集落だけの小さな鎮守様。
小生が講中の代表を仰せつかっています。
例年4月の第3日曜日若しくは第4日曜日に春の祭典が執り行われます。
今年は第4日曜日の予定となっておりました。
コロナ禍の中、昨年に引き続き今年も中止となってしまいました。
本来なら、早朝から境内の掃除、旗揚げ、そしてご祈祷、直会と続きます。
抜かりがないよう準備するのが小生の務めです。
直会を控えるのは当然としても、ご祈祷など一連の行事に密集は避けられません。
昨秋の祭典は何とか挙行したのですが、本県も蔓延防止等重点措置の対象県。
中止はやむなし。
しかし、境内とりわけ石段の汚れは酷く、放置できません。
石段には沢山の杉の枝葉が落ちています。


本来なら祭典日の早朝に世話人と旗揚げの班で掃除をします。
昨年もそうでしたが、今年も一人で黙々とやることにしました。
掃除は正月以来です。


石段を往復しながら片付けます。
塵一つなしというのは不可能ですが、取り敢えずは綺麗になりました。


境内の清掃です。
本殿周り。


拝殿周り。


拝殿内。


境内はあまり汚れていないので助かりました。
3年ほど前、懸案だった境内の樅の大木を切ったのが功を奏しています。
参道入り口にある遅咲きの八重桜。


例年、春の祭典頃に満開になります。
一時、枯れかかりましたが、枝の整理などし、復活してくれたのが救い。
半日がっちりとかかり清掃は終了。
ささやかな奉仕のつもりで続けていますが、そんなに楽ではないのです。


最後に参拝。
早くコロナ禍が治まり、秋には無事祭典が挙行できるよう祈願しました。


みちのく杜の湖畔公園でシャクナゲを愛でる

2021年04月24日 | 小旅

前日の「国営みちのく杜の湖畔公園」の続きです。
今回訪ねた主目的はシャクナゲ。
園内にはシャクナゲの広いブロックがあって、多数植栽されています。
春は大概桜の季節に訪れることが多く、シャクナゲはまだ咲き始めの頃です。
シャクナゲも種類により早晩があり、全てのものにタイミングを合わせることは難しい。
晩いものにタイミングを合わせると早いものは終わってしまいます。
4月下旬、桜が終わった頃ならいいタイミングではないかと推測し、訪れました。
入り口にあった西洋シャクナゲ。紫1号の表示がありました。


若干寂しい咲きぶりで、少し早かったかと思いましたが、進むに従って花が多くなりました。



残念なのは表示が不十分なこと。
このようにしっかりした表示があったものもありましたが。




これはもう判読できなくなっていますし、多くは不表示です。


西洋シャクナゲが多いものの、和シャクナゲも改良種を含めかなりの数があります。
このように明らかに洋シャクと分るものもあります。


生け垣風に植栽しているところもあります。




雰囲気からすると和シャクの改良種か。



珍しい花弁のシャクナゲもあります。


見事な株です。

色合いが実に綺麗。


花は和シャクの感じながら葉は洋シャクっぽい。やはり表示が欲しいと思ってしまう。










微妙な色合いのシャクナゲです。

アイボリー色か。いい色です。




これは和シャクと思われます。


アズマシャクナゲを思わせる繊細な花弁です。


これも見事。

微妙な色合いが素晴らしい。


こちらも同系統のように見えますが。


花弁の形が違うようです。

白系のシャクナゲも多く楽しめます。




純白のシャクナゲ。


この純白の花は非常に印象に残りました。

これは「ふるさと村」にあったシャクナゲ。
花数が凄く、葉はごく少なく小さい。このようなシャクナゲは初めて見ました。


和シャクは弱く洋シャクは丈夫とよく言われますが、そう単純なものでもなさそうです。
管理の苦労がしのばれました。
十分堪能できましたが、タイミングとしてはもう少し遅い方がベストなのかもしれません。


みちのく杜の湖畔公園で春の花を楽しむ

2021年04月23日 | 小旅

宮城県川崎町の国営みちのく杜の湖畔公園を訪ねました。


近年、春に毎年のように訪れています。今回は少々慌ただしい午後の半日コース。
当園は平成元年に一部を開園、年々整備を進め平成26年に全てが開園。
600数十haに及ぶ広大な敷地面積です。
4つのゾーンからなり、通常一般の人が多く訪れるのがこの「文化と水のゾーン」。
ここの敷地面積だけで約90ha。
コロナ禍ですが、園内で人が10メートル以内に近づくようなことは滅多にありません。
天候に恵まれ蔵王連峰がよく遠望できました。


当園を繰り返し訪れるのは、多くの情報が得られ、画の題材にも事欠かないからです。
それに入園料がシルバー210円と格安、駐車料も310円。開園当初はずっと高かったと記憶しています。
当地は標高が高いので、例年ならこの時期にも桜の花見が楽しめますが、今年は終わりました。
ただし、今回の主目的は桜ではありません。
ボリュームが多いので2回に分け、そちらは明日にします。
このように桜のメイン「ソメイヨシノ」は完全に葉桜になっています。


しかし、当園は桜の種類も豊富で、何種かまだ満開のものがあります。
表記があまりされていないのが残念。
花や葉の色などはっきりと違うのが何種か確認できます。










これは八重桜。


枝垂れ桜。


芝桜はかなり傷んでいる場所もありますが、これは見事。


ハナカイドウは満開。


木瓜。


白の木瓜は珍しい。


古民家を移築した「ふるさと村」のユキヤナギも見頃。


ヤマブキ。


一面の菜の花畑。ここは秋にはコキアが彩ります。


クリスマスローズは間もなく終わり。


この時期、メインに植栽されているのがチューリップ。
パンジーとの混植で、彩りも豊か。
こちらは丁寧に表記されています。
ほとんどが満開で20種以上あり、非常に見事です。


































春の花を大いに楽しみました。

我が家の春の山菜①~コゴミ

2021年04月22日 | 山菜

この辺りにも山菜の季節到来です。
我が家で採れる山菜を何回かにまとめてみようと思います。
山菜の採れる時期は短いものの、採れ始めから終りまでには一定期間があります。
できるだけ最盛に合せて記録してみます。
まずはコゴミ。


ほぼ放任しているため雑草が生い茂っています。
数日前から穫れ始めました。
例年より数日早く昨年並み。極端に早いわけではありません。
このコゴミは野生のものではなく、空いている畑に植付けたもの。
もう30年以上前、仕事上で知り合いになった方から株を頂いたものです。
コゴミは日当たりのいいところを好みます。条件が合ったようで自然に増殖しました。
近年はイノシシが侵入し、このように掘り起こされてしまうことも多々あります。


コゴミの名は、新芽の伸びてくる姿が人がこごんでいる姿、即ち前かがみに丸くなっているように見えることから付いたらしい。
観察してみると、頷けます。


コゴミの正式名はクサソテツ。
シダ植物の多年草で、確かに生長するとソテツを小さくしたような姿に似ています。
冬期間に葉は完全に枯れ、春になると新芽が伸びてきます。
これは葉が枯れたまま立って残っているもの。


新芽が伸びるのは早い。たちまち葉が開いてしまいます。
最盛期には採り損ねたものが沢山出てきます。
採るのは芽が渦巻状になっているうちです。
こうなると手遅れ。


こまめに見ていないと採り逃がす方が多くなります。
これでは、伸びが足りず少し早い。


このくらいがちょうど。


味にはほとんど癖がなく、僅かにぬめりがあります。


一番はお浸し。オカカを掛けたお浸しがシンプルで味わい深い。
サラダ、ゴマ和えなどにも合います。
これは天ぷらにしたもの。

ほぼ並行して他の山菜も採れるようになってきます。

ラッパ水仙を水墨画で描く

2021年04月21日 | 水墨画:草花
                            本画仙 色紙

ラッパ水仙を水墨画で描きました。
近年、ラッパ水仙は本当に方々で見かけるようになりました。
種類も豊富、大柄で鮮やかなものが多い。
日本水仙は房咲きで、6枚の小さな花びらに黄色の副花冠。
一方、ラッパ水仙は1茎1花で、副花冠の長さが花弁と同じかそれよりも長いものを言うらしい。
典型的なラッパ水仙は誰でも分かりますが、副花冠の長さは様々でどう判断すればいいものか微妙です。
葉が大概よじれるのは多くの水仙に共通しているようです。