里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

「梅に鶯」を水墨画で描く

2021年04月01日 | 水墨画:風景他
本画仙 色紙

「梅に鶯」を水墨画で描きました。
我が家には古木の梅があります。
紅梅、白梅と並んで植えられています。老木ゆえ弱っていますが、毎年健気にも咲いて、楽しませてくれます。
そして、今、鶯の鳴き声が盛んに聞こえます。初めのうちは少々たどたどしい感じでしたが、最近は典型的なホーホケキョと上手に鳴いています。
正に「梅に鶯」の競演を楽しむことができます。里山らしいのんびりした情景です。
「梅に鶯」は組み合わせの良い例えですが、梅の木はおろか側でも鶯を目撃したことがありません。
我が家のすぐ側にいることは確かです。裏山の立木なのか竹藪なのか。
とはいえ、水墨の画にするには鶯が止まるのはやはり梅の木です。
梅は紅梅。我が家の紅梅は八重ですが、画に八重は似合いません。
声はすれども姿を見せぬ鶯を老木の紅梅の枝に止まらせてみました。