里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

プール育苗'21~整地と資材の準備

2021年04月04日 | 水稲プール育苗

水稲プール育苗のハウスの整地と資材の準備をしました。
ハウス内には、雪害対策用の支柱を立てているので、これを取り外します。
最近の気温は高く、さすがにこの後、雪の心配はなさそうです。


昨年の育苗に使った黒マルチは、雑草抑えと地面の均平を保つため張ったままにしています。
イノシシの侵入を許し傷んでいます。初めての経験ですが、困ったものです。
これを片付けます。

今年は整地に少々時間がかかりました。


少し草も生えてきました。
主にスギナです。土筆が出てきました。


古い黒マルチを剥がした後、レーキやほうきなどで整地し、掃除します。
プール育苗では地面を均平にすることが非常に大事です。
もともとのこの土地は10センチ以上の高低差がありました。
毎年均平作業を繰り返した結果、ほとんど高低差が無くなりました。
昨年プールに水を入れた時にもほとんど高低差がないことを確認しています。
その後も地盤は動かしていないので、大きな均平作業は行いません。
ただし、イノシシに侵入され傷められたので、土を補充したり均したりといつもより時間をかけました。
除草と清掃も行い、綺麗になりました。


資材を確認し、不足しているものは補充します。
①プールの枠を作る抜き板
幅3寸(9センチ)、厚さ2分(6ミリ)。
当初から我が家に在庫としてあったもの。


②マルチ用黒ポリ(厚さ0.02ミリ、幅135センチ、長さ200メートル)。
一番下に敷きます。これを敷かないと雑草が生えます。
③透明ポリ(厚さ0.03ミリ、幅180センチ、長さ100メートル)。
プールの敷物にします。
④前年の使い古し透明ポリ(同様)
ポリ1枚では破れるリスクがあるので新品の透明ポリの下に2重に敷きます。


⑤マルチ止め用丸皿付きピン
古い黒マルチを止めていたピンをそのまま使います。
皿の傷んでいるものは交換です。


⑥丸皿を外したマルチ止め用ピン
マルチ止め用の丸皿を外してプールの木枠を止めるピンとして用います。


⑦洗濯ばさみ
プールに敷くポリの仮止め用にします。


⑧直管パイプ(古材)
プールに敷くポリの周囲を抑えるために使います。


新しい資材は黒マルチと透明ポリだけです。
これで整地と資材の準備はできました。