里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

今年は椿類が長く楽しめる

2021年04月13日 | 

我が家には椿が何種かあります。早いものは3月半ばからポツポツ咲き始めました。
3月以降の気温が高く、4月になり満開の椿が多くなってきました。
大部分が30数年前に伯母から譲り受けたものらしい。
八重の椿が多く、これは深紅の八重椿。


花びらも大きくボリューム感があります。



赤系統にも色合いに違いがありますが、これは自分の好みの紅です。


これは紅と白の絞りの椿。
満開を少し過ぎています。


やはり八重で花びらも大きい。


紅の割合が多い。


絞りの中に紅の花が混じっています。
 

これは紅と薄いピンクの絞りの椿。紅の割合は少ない。


やはり八重です。


花全体が丸みを帯び、花びらに厚み感があります。


紅と薄ピンクの絞りの中に混じり紅のみの花があります。
これは昨年も見られました。交配前の花色が出てきたものか。


こちらは白椿。


咲くのは最も遅い。
まだ殆ど開花したものがありません。


影の方に一輪だけ。


純白で八重のいい椿です。蕾は多いので沢山咲いてくると思います。
ただ純白なので終わると汚れが目立ってくるのが難点。

こちらは桃色の八重椿。


別の場所。


咲き始まったばかりです。


これは昔からあった古い椿。一つ一つは小振りながら沢山咲きます。
盛りを過ぎると汚れが目立ち、落ちるのも早い。

これは侘助、と言われている椿。


庭からは離れたところにあります。
4月になって咲き揃いました。


本当に侘助なのかどうか確証がありません。
これも伯母から譲り受けたもので、本人がそう言っていたらしい。
存命なら110歳くらいのはずですが、確かめるすべはありません。
やぶ椿とは、確かに違います。
花びらの色はやぶ椿より薄く、形もスッキリとしています。


やぶ椿のように完全には開き切りません。


少し調べてみると典型的な侘助の姿ではないものの、大方は合致するような気がします。

自生のやぶ椿も未だ満開状態のものがあります。
これは一番の大木。


近年になく花数が多い。
一斉にこれほど咲き揃うのはあまりないかもしれません


我が家の入り口にあるやぶ椿。


すでに落花したものも多数ありますが、まだ蕾のものもあります。


ツバキ類は非常に長く楽しめるのがいいところです。今年は特に花数が多いようです。