水稲の育苗はプールへの入水を開始しました。
種播き後10日目です。
例年より少し遅れましたが、結果的には1日前くらいに行うのが適当でした。
今年は作業時に遮光シートを掛けました。
種播き後10日目です。
例年より少し遅れましたが、結果的には1日前くらいに行うのが適当でした。
今年は作業時に遮光シートを掛けました。
直射を遮り葉焼けを防止するためです。
シルバーポリトウを剥ぎます。
シルバーポリトウを剥ぎます。
ラブシートを剥ぎます。
本葉1枚目が完全に展開し、2枚目が伸び始めていました。
よくみると、葉先が焼けたところがあるようです。
苗が伸び、シートに強く密着した縁の部分です。多分2、3日後に症状が現れます。
苗が伸び、シートに強く密着した縁の部分です。多分2、3日後に症状が現れます。
覆土が少し持ち上がっているところがあるのでホースで灌水し、落ち着かせます。
籾がむき出しになったところが僅かながらありました。覆土を補充します。
籾がむき出しになったところが僅かながらありました。覆土を補充します。
全体的に苗は揃っていますが、少しだけ遅れている部分があります。
南側ベットのサイドに近い部分です。
東西向きのハウスでは南サイド近辺の気温が少し下がりやすい。
そのため、サイド近くの部分の伸びが少し抑えられます。
そこで箱を反転させると生育が良く揃うようになります。
反転前。
南側ベットのサイドに近い部分です。
東西向きのハウスでは南サイド近辺の気温が少し下がりやすい。
そのため、サイド近くの部分の伸びが少し抑えられます。
そこで箱を反転させると生育が良く揃うようになります。
反転前。
反転後。丈の長短の向きが逆になりました。
分りにくいですが、左(南)サイドに草丈の伸びた方がきます。
態勢が整ったので、プールに入水を開始します。
ベットごとにホースで水を流し込みます。
ホースが動かないよう、口のところに金具を付け重しにしています。
ホースが動かないよう、口のところに金具を付け重しにしています。
入水の目安は、全ての育苗箱の上に水がくるまで。
均平はよくとれているとはいうものの多少の高低はあるので、水の最深部で草丈の短い苗が水没しないこと、且つ、最浅部で苗箱の縁の上まで水がきていること。
一般的には最初の入水は最大床土面までとなっているようです。
しかし、床土が完全に水に浸かっていた方が病気予防の効果が高いとされます。
ここが最も高いところで、まだ苗箱の上まで水が来ていません。
均平はよくとれているとはいうものの多少の高低はあるので、水の最深部で草丈の短い苗が水没しないこと、且つ、最浅部で苗箱の縁の上まで水がきていること。
一般的には最初の入水は最大床土面までとなっているようです。
しかし、床土が完全に水に浸かっていた方が病気予防の効果が高いとされます。
ここが最も高いところで、まだ苗箱の上まで水が来ていません。
これで完全に箱の上まで水で覆われました。
片側のベットは終了です。
もう一方のベットにも入水。
これで最初の入水が完了です。
水道の蛇口全開で、両ベットとも入水時間は30分弱でした。
漏水などがないとは限らないので観察は必要ですが、通常は2回目の入水は数日後です。
プール育苗では水の保温効果で苗は伸びやすくなります。
ハウスのサイドビニールは大雨や暴風などでなければ、昼夜解放します。
プール育苗では水の保温効果で苗は伸びやすくなります。
ハウスのサイドビニールは大雨や暴風などでなければ、昼夜解放します。