里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

春ほうれんそうの2回の種播き

2021年04月10日 | 畑:葉菜類

春ほうれんそうは2回の種播きを行っています。
これは1回目。3月初めに播いた省力早播き
種播き後に不織布をべた掛けし、さらにその上に透明マルチを張ります。
発芽後にマルチを剥いで、べた掛けだけにしました。
この辺りの通常の種播きより1ヵ月は早い種播きです。


種播き後1ヵ月余り経ち、べた掛けを外します。
少々揃いが悪いのは、乾燥が原因です。


種播き時に湿り気があったので灌水しなかったのはよくなかったようです。
ただ収穫までにはあと1ヵ月近くかかるので適当な密度になると思います。
品種はトーホク種苗の「スプリング」と「ボーカル」。
すでに姿に違いが出ています。
スプリングは明緑色で伸び伸び型。
揃いが悪いのは乾燥のためで、品種のせいではありません。


ボーカルは濃緑色でがっちり型。


今回は2回目の種播き。
通常の春ほうれんそうの種播きです。
品種は同じく「スプリング」と「ボーカル」。
春ほうれんそうの品種はトウ立ちしにくいことが第一です。
昨年もまずまずだったので、再度この2品種を作ってみました。
2週間あまり前に苦土石灰と化成肥料をやりロータリー耕耘しています。
種播き直前に再度ローターで耕耘。
畝幅は60~70センチ。
管理機を逆転ロータで往復し、畝を立てます。


鍬でならして整形。


簡易なばら播きです。


基本、間引きしないのでごく薄播きにします。


種播き後、種が見えない程度にクワで覆土。


不織布をべた掛け。


1回目の春ほうれんそうから外した不織布を、そのままこちらに移動。
数日前までは冬ほうれんそうを穫っていました。
春ほうれんそうが穫れるまで少し間が空きます。