里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

「水芭蕉の森」で大群生を楽しむ

2021年04月09日 | 小旅

「水芭蕉の森」で水芭蕉の大群生を楽しんできました。
場所は当県の南蔵王山麓に位置する白石市三住地区。
一昨日、種播き準備の合間を縫っての忙中閑ありです。午後の半日コース。
当地には何度か足を運んでいます。今回は数年ぶり。


入り口からアカマツやミズナラなどの林を抜け、クマザサに覆われた木道を進みます。


間もなく白い水芭蕉が見えてきます。


次第に数が増加します。

ほぼ満開。



見事な群生が現れます。


その数は約5万株と言われているようです。



正に見頃。
例年より10日くらい早いのではないでしょうか。


木道が整備され、一周しながら気楽に楽しめます。
ここの水芭蕉はハンノキの中に群生しているのが特徴。


以前よりさらに増えている印象です。


平日午後のせいか、コロナ禍中のためか、見かけたのは僅か数人だけでした。
十分に堪能しました。
当地は6、7月になるとサラサドウダンの群生も楽しめます。

そして、ここに至る道路側には沢山のカタクリを見ることができます。


水芭蕉を見に来ると、同時にカタクリも楽しめます。


山全体が大きな群生になっているようです。


ここのカタクリの特徴はあまり密になっていないこととやや小振りなこと。


クマザサや立木の中にあるためあまり目立ちません。
それがいいところです。



ここから少し南下し、七ヶ宿公園、七ヶ宿ダムを経由。


ダムのすぐ下流、「小原の材木岩」に寄ってみました。
ここも何度か訪れています。

平場はすでにソメイヨシノが満開を過ぎていますが、ここは標高が高いので見頃ではないかと思った次第。


予想通り満開直前。
例年より10日くらい早まっているようです。


「材木岩」は国の天然記念物。


柱状節理の造形美と桜のコラボレーション。



側には古民家を移築した検断屋敷木村家住宅があります。


こちらは若干遅い時間だったこともあり、貸し切り状態でした。
急ぎ足ながらもタイミングは抜群でした。