里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

土筆を水墨画で描く

2021年04月06日 | 水墨画:草花
本画仙 色紙

土筆(つくし)を水墨画で描きました。
土筆は野に現れる春の息吹の一つかもしれません。それなりに画になります。
これは我が家の畑の土手。土筆が無数に生えています。

土筆(つくし)は可愛い姿ながら、その親は言うまでもなくスギナ。
少々くどく言えば、胞子茎が土筆で栄養茎がスギナ。
スギナは極めて手強い雑草。他の雑草を駆逐する勢いです。
地下茎が強靱なため絶やさすのは困難。すでに青々としたスギナが伸びてきました。
物を作るには甚だ迷惑な存在ではあります。

とは言いながら、今の時期に沢山の土筆とオオイヌノフグリのコラボは里山らしいほのぼのとした情景でもあります。

土筆を食する習慣のある地方は多いようです。
当地方にはそのような習慣はありません。
このように土筆は無尽蔵ですが、小生も一度も食べた経験はありません。