里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ブロッコリー側花蕾数は頗る多いが物足りない

2022年02月07日 | 畑:花菜類

ブロッコリーは側花蕾を穫り続けています。
依然、数は頗る多い。


しかし、やはり昨年と比べてしまい、物足りなさを感じます。


ブロッコリーは2回に植え付けています。
左2畝が早い方、右の2畝が遅い方。


今では全く区別がつきません。品種はともに「緑嶺」。
大株になり、頂花蕾は軒並み特大級側花蕾は12月から穫り始めました。
外葉の古葉は老化と低温で垂れ下がりかなり枯れてきました。


それでも葉の数は十分に確保されています。葉の整理などは特にしません。


今年は厳寒。ブロッコリーも多少は凍害が見られるものの僅かです。
酷い凍害を受けると花蕾の着いている茎がしなっとなります。そうした花蕾は美味しくありません。
ブロッコリーは急激な気温低下には弱いものの、気温が徐々に下がることで耐寒性は増していきます。
右の花蕾は霜焼けのように僅か白くなりました。


側花蕾はほどほどの大きさのものが多数穫れます。
厳寒期のため、花蕾が開くこともないので穫り遅れることもありません。


これが今時分の普通の側花蕾と言えばその通り。
しかし、昨年頂花蕾並の大きな側花蕾が穫れていたことが頭に染みこんでいます。
今年はそのような側花蕾は殆どなく、初めからこのような側花蕾です。
昨年今頃は、その大きな側花蕾を穫った太い茎から孫の花蕾を穫り始めていました。
大きな側花蕾が穫れた太い側枝には、やはりしっかりした孫の花蕾が着きます。
これが、出始めた今年の孫の花蕾。

中心に主枝の頂花蕾の穫り跡、2本の側花蕾を穫った側枝の先に孫花蕾が着いています。
このような側枝から大きな孫花蕾を穫るのは難しい。ごく小さな花蕾は穫らずに放置です。
花蕾は低温に晒されるとアントシアンの色素が出て紫がかります。
右のように、葉の影に隠れた新しい花蕾は新緑の色。


数株穫ればこれくらいになります。


自家用に春先まで穫り続けます。それでも、やはり今年は不満が残る。