里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

シュンギクはもう少し頑張る

2019年12月29日 | 畑:葉菜類

 9月18日に播いたシュンギクは抜き取り収穫から始めて収穫期間はほぼ2ヵ月になります。特に摘み取り栽培に移行して側枝の最盛期になってからのここ1ヵ月ほどは沢山収穫しました(側枝最盛期のシュンギク)。


 さすがに、ここに来て冷え込みが厳しくなり伸びが悪くなってきました。不織布をトンネルにしているのですが、少し掛けるのが遅れました。ビニールを掛けると扱いにくいため不織布にしているのでやむを得ません。


 収穫するときの摘芯は、親茎を2、3芽残して摘み取り、そこから出るわき芽の側枝も、残すのは2芽です。ここから出るわき芽は孫茎になります。


 今は子茎と孫茎が混在して茂っているので分りにくいですが、上に伸びているのは収穫の終わっていない子茎です。孫茎は収穫するほどに伸びているものはまだわずかです。


最近は低温で節間が詰まってきましたし、枯れ葉も少し出てきました。昨年より勢いは良くないようです。やはり台風19号で水浸しになった影響もあるのでしょう。


 今のところ子茎がまだ大分残っているので、十分な収穫量があります。


節間が詰まってきたとはいえ茎は太く肉厚で食べ応え十分です。


 シュンギクは周りのほうれんそうや小カブと違い凍害を受けやすいので、いい孫茎を収穫するのはなかなか難しいです。雪で不織布がもたないようだとその時点で終了です。ただすき焼きをやるのにシュンギクは欠かせないので、あと半月くらい頑張ってほしい。