里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

貯蔵中のタマネギとジャガイモをチェック

2019年12月01日 | 畑:土物類

 6,7月に収穫したタマネギとジャガイモは貯蔵して春まで食べる訳ですが、時々チェックしないといけません。
 タマネギは吊して乾燥した後、茎の付け根まで完全に乾燥すれば、中に取り込んで貯蔵します。


今年は500gを超えるような特大玉があったので、それはかご形のコンテナに並べて乾燥しました。現在は、全てかご形のコンテナに適当な高さに重ねています。

 
 品種は品質と貯蔵性に優れた「ネオアース」。これまでほとんど腐れもありません。ほんの僅かですが芽が出たものがありましたが、これは「ネオアース」としては珍しいことで、何かの関係で種に混じったものと思われます。


この時期、一皮剥くとタマネギらしいいい色の肌色になっています。例年と比べても上々です。


 今年の春先には、昨年来から生育が悪く、不作と見込んでいたのですから不思議なものです。春まで老若男女10人ほどをまかなう量は十分すぎるほどあります。このまま特別なことをせず、保存します。


 こちらは、ジャガイモの「男爵」ですが、かなり芽が出てきました。段ボールに入れ、涼しく日の当たらないように保存しているのですが、例年より芽が出るのが早いです。秋は台風19号など大雨続きだったものの気温は結構高かったと言うことでしょうか。


 節約のため、来年植付けるジャガイモの半分くらいに自種を使っています。今年買った種芋から収穫したジャガイモの一部を来年の種芋にします。中玉5、60個でいいのですが、いつもこの時期に種芋にする分を区分けしています。
 というのも、ジャガイモは芽がててくると芋の養水分を吸ってしまうので、春まで食用として保存する芋は時々芽を搔いてやる必要があります。

これは頂芽を搔いた芋ですが、また芽が吹いてきました。

 種芋にする分だけ芽を搔かないで別に取っておくわけですが、今年の芽の出具合を見ると、例年の年明けぐらいの姿に見えます。芋の芽は今出ている頂芽が一番勢いがいいのですが、この時期から伸び出したのでは、芋もしぼみ芽も駄目になりそうな気がします。

いつもはこれほどは伸びません。


どうしたらいいものかよく分らないまま、半分はそのまま、半分は頂芽を搔いたものを取っておくことにしました。頂芽を搔いても他に芽はあるので発芽しないと言うことはありません。