里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

南瓜を水墨画で描く

2019年12月22日 | 水墨画:菜果
本画仙 色紙

 南瓜を水墨画で描きました。
 今多く作られている南瓜は、昔の南瓜と違って外観的にはあまり特徴がありません。変化をつけるため、一つは半分に切った南瓜にしました。モチーフは緑の深い黒皮系の九重栗カボチャ。腰高でハート形と言われますが、どれも同じような形になるとも限りません。
 もう一つは白皮系の南瓜。今年、冬至南瓜用に作っているのは白爵で、この品種は純白に近く描きにくい。それで、モチーフはこれまで何度か作っている雪化粧という品種です。この品種も貯蔵用に向く強粉質の品種ですが、こちらは灰色で斑点や縦溝がそれなりに出ます。
 今日が冬至で、冬至南瓜にちなんで描いてみましたが、少々描きにくい題材ではありました。