里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

大きな栗の木の下で万年青が

2019年12月15日 | 野山

 大きな栗の木の下で(どこかで聞いたことがあるような)、万年青が赤い実を着け始めました。
 万年青と書いてオモト。ここに群生しています。


 以前にも書きましたが、ここに万年青があることに気づいたのはいつ頃だったか、記憶が定かではありません。少し注意してみるようになったのは近年です。


 こんなところに誰かが植えたものとは思えませんが、確認のしようもありません。万年青には多くの園芸種がありますが、これは野生種と思われます。


 ただ、この辺りの山の中で万年青を見たことはありません。我が家の庭の片隅に小さな数株の万年青はあります。ですが、ここからは相当に離れています。可能性があるとすれば鳥が運んできたことくらいですが、我が家の庭からと言うよりは、別の場所からと考えた方が自然のようです。


 確かに言えることは、この大きな栗の木の下が、万年青にとって環境がいいということでしょう。前よりも株が増えているように見えます。30株くらいになっています。


 特に手を加えていません。自然のままです。実はまだ十分には赤くなっていませんが、年を越すくらいになると濃い赤になると思います。


実の数は少し寂しいですが、野生の状態としてはこんなもかもしれません。


 万年青は縁起物として珍重されるので、見守っていきたいと思っています。