里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

シュンギク摘み取り栽培は側枝の収穫最盛

2019年12月07日 | 畑:葉菜類

 今、シュンギクは側枝の収穫最盛期になっています。
 9月18日に播いたシュンギクは抜き取り収穫をしながら株間を広げ、11月上旬からは摘み取り栽培に移行して親茎の収穫はほぼ終わりました。
 台風19号で水浸しになりましたが、シュンギクへの影響は意外に少なかったようで、親茎を摘芯した後、側枝も良く伸び、全体を覆い尽くすようになっています。


 親茎を2、3芽残して摘み取りすると、そこからわき芽が出てきます。これが伸びて側枝(子茎)となりますが、それが穫り頃になっています。
 気温が低くなってきたので、上にあまり立ち上がらずに横に広がってきました。親茎に着いている芽を多く残すと、混んで側枝も細くなってしまうので、できるだけ多くならないように気をつけていますが、それでもこのように茂ってきます。
 側枝を穫るときも、残すのは2芽です。2芽というよりも、1本の側枝に1節残すといった方が分りやすいかもしれません。シュンギクの葉はほぼ対生に出るので1節のところに2芽出てきます。
 これが摘み取り前。親茎が摘芯され、太い側枝が4本伸びているのが分ります。


 これが2本の側枝を摘んだ後。2本の側枝は残っています。わき芽が見えますが、これが孫茎になります。

 収穫した2本の側枝(子茎)

 この辺りを収穫してみます。


 一応、収穫した後ですが、まだ沢山残っているので、ちょっと見には、さして収穫したようには見えないかもしれません。

 その収穫した分。一度にこれ以上穫っても処理しきれません。


 この後は、孫のわき芽が伸びてきますが、ハウスではないので、いい孫茎を収穫するのは無理です。それでも、これから厳寒期になると凍害を受けてしまうので、少しでも長持ちさせるため、不織布でトンネルにします。何分、鍋の季節で、シュンギクはすき焼きに欠かせません。