里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

大根と人参の冬囲いをする

2019年12月24日 | 畑:根菜類

 大根の冬囲いをしました。
 ダイコンは今年は3回に播いていて、最後に播いたのが9月8日。品種はすべて耐病総太り。台風19号の大雨で畝間は大分えぐられましたが、今ではちょっと見では分らないくらいになりました。


12月に入り一時かなり冷え込みましたが、また少し緩んでいます。しかし、これから厳冬に向かうので、寒さに強いダイコンも寒冷地のこの辺りでは放置しておくと凍害を受けます。


青首大根は地上部に根が半分くらい出ているので、氷点下の気温が続くようになると傷んできます。今残っているのは60本くらいでしょうか。


 冬囲いは二つの方法で行っています。この作業も助っ人がやってくれるので助かります。
 一つは土を掘ってダイコンの葉を付けたまま囲う方法。


稲わらを挟みながら根の部分を斜めにし、土で埋めていきます。


このやり方は葉が付いている分みみずみずしさが失われないのではないかと思いますが、稲わらが多く必要なのと場所をとるのが難点。今年は昨年と埋める場所を変えました。


 もう一つはダイコンの葉を落として埋める方法。


土を少し深めに掘り、葉を切ったダイコンを寝かせ、稲わらを掛けて土を埋め戻します。こちらの方が簡単です。ほぼ半々くらいにしました。


 あまり日をおかず消費する分はそのまま畑に残したままです。


10本ほど残っています。


 同様に人参も囲いました。
 ニンジンは2回に播いていますが、1回目のものは全て収穫は終わり、これは2回目の8月早々に播いたもの。トーホク種苗の新黒田五寸系の陽彩という品種。


 ダイコンと同じように、土を掘り葉を付けたまま稲わらを挟みながら根の少し上まで埋め込みました。


ニンジンは根が土の中に入っているので凍害を受ける心配が少ないので、いつもは半分くらいを掘り上げずにそのまま畑に残すのですが、今年は作業の関係ですべて掘り上げました。


当面消費する分は土付きのまま袋に入れ、作業場の中に取り込みました。