東日本大震災から8年9カ月。復興の情報は未だ続いていますが、女川町からも「復興成った」という喜ばしいニュースがありました。この度、震災後初めて女川を訪れることができました。今年、新しい女川駅が完成し、駅前通りに商業施設が整備されたのです。真正面が女川駅です。
30年近く前になりますが、隣接する石巻で仕事をしていたことがあります。女川は何年ぶりになるでしょうか。
女川町は震災で想像を絶する被害を受けました。これは、まちなか交流館に掲示されていたパネル。
人口1万人の町民のうち亡くなった方は800人以上、3分2の家屋が全壊したという凄まじいものです。ほぼすべてが津波による被災です。哀悼の誠を捧げるのみです。
これが新しい女川駅。温泉付き駅舎として生まれ変わりました。
駅前に商店や飲食店を寄せて綺麗に整備されていました。仮設からの移転が完了しました。駅を背にすると真正面が海、港になります。
地元市場の施設はハマテラスと命名。
お昼はおすすめの女川丼をいただきました。海鮮丼と言っていいと思いますが、鮮度抜群、ボリューム満点で、文句なしに旨い。値段も1,300円とリーズナブル。三つ星です。
復興成った女川に、沢山の人が訪れてほしいものです。
途上、石巻市にある道の駅「上品(じょうぼん)の郷」を訪れました。ここは、温泉のある道の駅として知られています。
品揃えも豊富で多くの人で賑わっていました。
帰り道、ちょっとだけ松島に立ち寄りました。
おやつに焼きガキをいただきました。松島特産のカキは、小ぶりながら身が引き締まり、濃厚なことで知られています。
充実した一日となりました。