わが家にも、古いカセットテープや、VHS、処分できずに、
そのままラックに置いたまま。
かろうして、テープデッキや、VHSのデッキは残してあるのですが、
いつ、どんなときに、聴くのか、見るのか。
もう、使う当てがなくなったピアノ伴奏のカセットテープを、
劣化しないうちに、SDカードに取って、CDしておきたい、、、
という人が、グループにいて、困惑してしまいました。
折角残してくださった貴重な音楽テープではありますが、
以前のように、その音源を使って、みんなで歌う場所が、
コロナで中止になったあと、再開の目途が付いてないのです。
2か所行っていたのですが、
一か所は閉鎖、
もう一か所は、トップが変わり、方針変更されたもようで、呼ばれない。
懐かしい思い出のつまった、ピアノ伴奏ではありますが、
時代は確実に大きく変わっていて、
カセットテープからSDカードに移すという労力をかけて残しても、
もう、使うことはないのです。
ただ思い出として残しておきたいのだったら
そうしたい人がしたらいい。。。
愛着があるのは、分かりますが、
そこまでしても、果たしてその音源を、
いつ聞くのか?
だれが聞くのか?
何回聴くのか?
いつまで保存しておくのか?
自宅にある古いカセットテープやVHSも、
たぶん、もう二度聴くことも、見ることもなく、
廃棄することになる。でしょう。
思い出は、心に刻んでおくしかない。
NHKに残っている貴重な音源は、
いま、「伊集院光の百年ラヂオ」でよみがえり、
多くの人が聴き、
当時を懐かしく思い出しています。
忘れられない歌がある。
真の藝術は、数世紀を生き残る。
人間の脳の記憶と、永遠、、、、
困惑と混乱のなか、深く考えさせられた日でした。
若い人は、これが何かも、分からないかも
(無料画像をお借りしました)