風の詩(kazenouta)2

いつも喜び、たえず祈り、すべてを感謝する
そのような日々を過ごしたい。

「Never Again 二度と繰り返さない」  内田舞さん ソーシャルジャスティス小児精神科医

2023-08-06 16:43:50 | 歴史

八月六日 広島へ原爆が投下された日

毎年テレビで中継される広島平和公園の映像。

 

私はかなり前、何十年も前に原爆資料館へ行きました。

今はもう新しい原爆資料館になっているらしい。

「Never Again 二度と繰り返さない」

この言葉をめぐって、内田舞さんという精神科医が、アメリカの若者と会話したことを

本にしておられるのを、発見。

 ********『ソーシャルジャスティス 小児精神科医 社会を診る』***********

炎上や論破ゲームに乗らず、分断と差別を乗り越えるためには。

ハーバード大学准教授で小児精神科医・脳科学者でもある著者が、

心と脳のメカニズムに立ち戻り、激動の時代のアメリカ社会の変化を捉え、

三人の子供を育てる母親の立場から考える希望の書。

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社会正義。。。

 

原爆投下は正当だったと教えられ、そう主張するアメリカの若者は43%くらいいるらしい。

戦争をやめさせることができたと。

しかし、実験ともいえる広島と長崎への原子爆弾の投下

その結果、どのように甚大で悲惨で長く続く被害者が出たか、亡くなった人たちがいたか、、、

そのことを知ろうともしない世界の国の人たち。

 

若者たちと直接そのことを話す機会を得た 内田舞さん。

 『硫黄島からの手紙』は、クリント・イーストウッドが監督

この映画を見たアメリカの青年は、敵味方というだけではない、

それぞれの家族のことを深く知った。

十代で特攻隊として亡くなった優秀な若者たちの存在。

彼等は死にたくて死んだわけでなない。

 

どちらの側から見るかで、その歴史の事実も、変わってくる。

そう思うと、当然のことですが、私も内田舞さんの次の意見に賛成です。

*****「人生の中で出会える人の数は限られています。

だからこそ、芸術やメディアを通して知ることのできる

他の人のストーリー、経験には価値があるのです。」*********

 

最近、人との出会いの不思議さを感じます。

まだ20代のときに知り合った人たちと、

どういうわけか、またメールや電話でつながりが再開。

97歳になられる元女子寮舎監のM先生、通称おばば様から、お電話をいただいたり、

千葉で学んでいた時の友だち、Y子さんとK君との電話やメールでのやりとり。

離れていた月日を飛び越えて、さらに分かり合える不思議。

ありがたいです。

 

 可憐なピンクの薔薇の花  (親愛なる教え子 杉浦譲治君からお借りしました)

  思えば、譲治君とも、もう何十年も会ってない、それなのに、こうして素敵なお写真を

  しょっちゅうお借りしている。出会いを大切にしたいなあと思います。

   会えた人たち、会わせていただけた幸せ。感謝します。