風の詩(kazenouta)2

いつも喜び、たえず祈り、すべてを感謝する
そのような日々を過ごしたい。

アメリカンブルーという花

2023-04-02 20:49:42 | 自然

アメリカンブルーという花をご存じですか?

亡きK牧師がお好きだった花。

何年も前から、うちにも鉢植えですが、アメリカンブルーがあります。

とても水をほしがる花だとK先生がおっしゃっていました。

冬は家の中に、夏は外に出していたのですが、

どうも、場所を変えるよりも、同じ家の中に置いたほうがいいような気がします。

植物はその場所に順応して咲くようです。

ここ数日でたくさんの小さい青い花が咲いてます。

春がきたのでしょう。

 

「植えられたところで咲きなさい」という言葉があります。

人それぞれ、その置かれたところで根をはって成長する。

花を咲かせて、実を付ける。

 

種は、風に運ばれることもあり、鳥が食べて運ぶこともあり、リスが土の中に隠すこともある。

でも、落ちたところで根を張ることは、大事なことかもしれません。

 

自分が落ちたところに、不満を持つこともあるかもしれない。

でもそこで耐えて芽を出し、茎が伸びて、枝を張り、葉が茂り、実がみのる。

どんな花になりたいかと、聞いてもらえるわけではありません。

でも、自分という花を、精一杯成長して咲かせる。

その花を見て慰められる人がいるかもしれません。

その実を食べて喜ぶ人がいるかもしれません。

 

ひっそりと名もなき花を咲かせたい。

バーナード・リーチのことを書いた原田マハさんの本

「リーチ先生」のエピローグは「名もなき花」でした。

  C子さんが貸してくださったこの本、文庫本ですがかなり分厚くて、

  読みたいけれどなかなか読めず、ついにエピローグを先に読んだわたしです。

さあ、これからプロローグ「春がきた」にまいります。

 

 アメリカンブルー  (ネットからお借りしました)