かやぶき倶楽部 WEBSITE

”みて きいて うたって 感じて” 暮らしに素敵な音楽を

  コンサートと歌声のサークル、お待ちしています。

東京・春・音楽祭「イタリア・オペラ・アカデミー in東京」

2019-04-02 14:39:54 | 日記
春、恒例の「東京・春・音楽祭」が開催されています。

今回、すごく素敵なプログラムが現在進行中。

マエストロ リッカルド・ムーティによる「イタリア・オペラ・アカデミー in 東京」


今、此処伊那市のような地方都市でも、オペラを観劇できます。

数年間、東ヨーロッパの歌劇場公演が地元のホールで開催された時、「アア、此処でもオペラを観劇できるようになった!」と嬉しかったです。

オペラ、このとても贅沢な催し、文字通り富と権力の象徴から出発したオペラは、音楽の力をとてもストレートに伝えられます。

数人のお仲間と音楽お楽しみ会をしていた頃、オペラの回は誰にも好評でした。とってもわかり易いし、何より楽しかったから。


私の音楽へのはっきりした想い、出発は、中学校の音楽室から聞こえてきた、先生の「ある晴れた日に」、

そして同じ頃、中学の体育館でお聴きした「リゴレット」四重唱、こちらは日本を代表する演奏家のライヴでした。

丁度、NHKがイタリアオペラを順に紹介、デル・モナコを始め、続々と世界的なオペラ歌手が来日し始めた時期。

滅多には外国へ勉強になど出かけられない時代、一期一会の演奏会へは、無理しても通うようにと。

東京文化会館の6階で聴く(見る)オペラ、「フィガロ」も「椿姫」もここからが始まりでした。


今の時代、ブルーレイやYouTubeと、どこでも、誰でもオペラに出会えるのですが、

それでも伝わらない、知らない世界になっているのは、本当に勿体ない。

先日伺った話、お隣の中国、韓国などは、音楽に限らず、芸術に触れる時間を教育に取り入れているそうです。

分からなくても、美術館巡りやホールへも連れて行くそうです。

その結果、学校以外でも、ホールに子供さんやお若い方がぎっしり入り、その熱気はすごいとのこと。

小さい頃からの教育は大切、何だか一寸さみしい気がします、今の私達の社会。

確かに、それどころではないのは感じますが、もっとずーっと先の事考えると、違いますよね-、やっぱり。



素敵なアーティストが増えれば、皆、音楽大好きになる、そのアーティストを育てようとの試みが標題。

「日本のアーティストも、とても素敵になりましたねー。」その答え「僕らの時代より、先生が立派になったからだよ。」と教えて下さいました。

頼もしいこと!!です。

Facebookに「東京・春・音楽祭」の一場面シャアさせて戴きました。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする